下駄(げた)
時代 | 平安・鎌倉時代 |
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出土場所 | 新方、居住、上小名田の各遺跡 |
使用用途 | はき物 |
素材 | 木 |
寸法 | 幅8〜10cm |
この資料についての説明
下駄は、古くは弥生時代後期からありますが、奈良時代〜平安時代よりも後に出土例が多くなってきます。右端が上小名田遺跡から出土した平安時代の下駄で、中央が居住遺跡、左端が新方遺跡から出土した下駄で、いずれも鎌倉時代のものです。足をのせる台と歯を一木から削りだして作る連歯(れんし)下駄と呼ばれるもので、水仕事や普段履きなどに使っていたものと考えられます。