青銅鏡(せいどうきょう)
時代 | 古墳時代前期 |
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出土場所 | 西求女塚古墳 |
使用用途 | 威信財 |
素材 | 青銅 |
寸法 | 直径14.2〜22.6cm |
この資料についての説明
西求女塚古墳からは、全部で12面の青銅鏡が出土しています。それらはいずれも崩れた竪穴式石室の石材の間から出土しています。鏡の種類としては、三角縁神獣鏡7面・獣帯鏡2面・画文帯環状乳神獣鏡2面・神人龍虎画像鏡1面があります。 この三角縁神獣鏡には同じ型で作った鏡がありこれを同笵鏡(同型鏡)といいます。西は福岡県や広島県から、東は岐阜県や千葉県など全国各地の古墳から出土した鏡と同じ型でつくられたものがあります。また、ほとんどの鏡に絹や麻の布片が付着しており、布に包まれて遺体とともに納められていたと考えられます。 これらの青銅鏡は、国指定重要文化財に指定されています。