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BE KOBE神戸の近現代史

ポートアイランド・六甲アイランド (詳細)

海上都市の創造

神戸市は平坦地が少ないという地形上の制約から、昔から多くの埋立て事業が行われ、戦後は特に神戸港の整備と都市開発という観点から、大規模な埋立て事業を行ってきた。第1期埋立事業として、神戸港の東西に埋立て地を造成し、工場用地を生み出すとともに、港湾施設を拡充し、公園、下水処理場、環境工場等の都市環境整備のための用地を造成してきた。さらに、第2期埋立事業として、ポートアイランド、六甲アイランド等の建設を進め、神戸港の貨物量増大と輸送技術の革新に対応した「新しい港湾機能」と、国際的な情報・文化の交流拠点となる「新しい都市空間」を持ち、市民生活と港が一体となった「海上文化都市」を創造した。

ポートアイランド(第1期)

ポートアイランド(第1期)は、近代的な港湾施設の建設と神戸の都市機能を充実させる新しい都市空間を創造するために、神戸市などが昭和41年度(1966)から「21世紀の海上文化都市」をめざして建設したものである。

昭和55年度に埋立事業が完了し、都心に近い職住近接の住宅、国際取引・交歓活動の場として国際交流会館・国際展示場やホテル、アパレル・真珠等ファッション関連企業が集積したファッションタウン、そのほか市民病院や大規模公園などの各施設が複合的に機能する都市が完成した。

また、ポートアイランド完成を記念して開催された「ポートピア‘81」は、神戸経済のイメージアップにつながったのみではなく、地方博としては破天荒の1600万人の入場者となり、神戸市の都市経営の名声を全国に広めることになった。

ポートアイランド西側の旧コンテナバース跡地については、ポートアイランド(第2期)における物流機能、神戸医療産業都市構想と連携し、都市機能も含めた新しい都市型ウォーターフロントとして、民間事業者の創意工夫を最大限生かした再開発を行うことにより、3大学が平成19年春に開学し、神戸港の活性化と都市再生を実現させた。

概要
面積
443ha
埋立年度
昭和41年度~昭和55年度
埋立土量
8000万㎥
計画人口
約20000人

ポートアイランド(第2期)

ポートアイランド(第2期)は、国際化・情報化など新たな時代のニーズに対応した港湾施設及び都市施設を整備し、ポートアイランド(第1期)と一体になった都市計空間の形成を図ることを目的として、建設された。

ポートアイランド(第2期)の当初の都市機能用地は、第1期のコンベンション・ファッション機能の拡張・強化を行うとともに市街地環境向上のための産業用地を確保する計画であった。しかし阪神・淡路大震災を経て、震災復興を先導する拠点として位置づけられ、市街地再開発のための受け皿をはじめ、神戸の特性を生かした国際交流・情報・医療関連用地・緑豊かなスポーツレクリエーション用地を確保し、人・物・情報が交流する、新しい街づくりを目指すこととなった。

また、同用地において「医療産業都市構想」を推進し、先端医療センターや、理化学研究所、発生・再生科学総合研究センターなどの中核施設を中心に、先端医療関連企業の集積が進むとともに、平成24年(2012)にスーパーコンピューター「京」が完成・共用開始され、令和3年(2021)からスーパーコンピューター「富岳」が完成・共用開始した。

埠頭用地では水深15、16メートルの高規格コンテナバースが供用され、大学をはじめとする様々な施設がオープンした。

概要
面積
390ha
埋立年度
昭和61年度~平成21年度
埋立土量
9200万㎥

六甲アイランド

六甲アイランドは、ポートアイランドにつぐ第2の海上文化都市を目指し整備された。

周辺部には、船舶の大型化、物流システムの多様化に対応する港湾施設を配置するとともに、地場産業の育成及び既成市街地の都市開発の受皿となる産業用地を整備し、中央部では高度情報化・国際化に対応した住宅機能、業務・商業機能、文化・教育・レクリエーション機能を備えた魅力ある多機能都市が整備された。また、リバーモールやシティヒルを整備し、潤いある都市空間を実現するとともに、地域冷暖房システム、中水道システム等未来都市にふさわしい都市システムの整備が行われ、事業コンペ方式により大規模に民間活力を導入したまちづくりが行われた。

概要
面積
595ha
埋立年度
昭和47年度~平成4年度
埋立土量
12000万㎥
計画人口
約30000人