子持勾玉(こもちまがたま)
時代 | 古墳時代中期 |
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出土場所 | 五色塚古墳 |
使用用途 | 祭祀具 |
素材 | 石 |
寸法 | 左 長軸14.0cm 厚み2.0cm 右 長軸12.8cm 厚み2.0cm |
この資料についての説明
垂水区五色山に所在する五色塚古墳は、全長194mの兵庫県下最大の前方後円墳で、4世紀後半に造られたと推定されています。明石海峡を望む大前方後円墳として大正10年に国の史跡に指定され、昭和40年から10年間をかけて全国で最初に復元整備を行いました。
子持ち勾玉は古墳の西側くびれ部の表土から出土しました。子持ち勾玉は大きな勾玉の表面に小さな勾玉を作りだした特殊な勾玉で、祭祀に使われたものと思われます。五色塚古墳の造られた時代より後の6世紀代ものと考えられます。