分銅形土製品(ふんどうがたどせいひん)
時代 | 弥生時代中期 |
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出土場所 | 新方遺跡 |
使用用途 | 祭祀具 |
素材 | 粘土 |
寸法 | 幅9.2cm |
この資料についての説明
新方遺跡は明石川と伊川の合流点付近に広がる明石川流域を代表する弥生時代の遺跡です。分銅形土製品は重さを量る分銅の形に似ていることからその名がついています。弥生時代中期に瀬戸内海周辺地域に分布します。新方遺跡のものは弧線による抽象的な模様が描かれていますが、顔が描かれているものもあります。割れているものがほとんどで、祭祀につかわれた道具と思われます。