大阪湾沿岸の弥生遺跡では、小型の穴のあいた土器が一箇所にかたまって見つかることがあります。これらの土器はその形から飯蛸壺と考えられています。穴は蛸壺をつなげるために紐を通すものと考えられます。この飯蛸壺の存在から、弥生人も飯蛸を獲っていたことがわかります。