墨書土器(ぼくしょどき)「橘東家」
時代 | 奈良時代 |
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出土場所 | 住吉宮町遺跡 |
使用用途 | 食器 |
素材 | 粘土(土師器) |
寸法 | 直径15cm |
この資料についての説明
住吉宮町遺跡は、六甲山南麓の標高約19〜28mの扇状地上に立地する、弥生時代から室町時代にかけての複合遺跡です。 平成8年度の発掘調査で、奈良時代の井戸の中から墨書土器や漆塗りの鉢などが出土しました。墨書土器は「橘東家」や「免」と書かれたものがあります。摂津国菟原郡(うばらぐん)の役所(郡衙ぐんが)に関連する可能性が考えられます。