墨書土器(ぼくしょどき)「驛」
時代 | 奈良時代 |
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出土場所 | 深江北町遺跡 |
使用用途 | 食器 |
素材 | 粘土(須恵器) |
寸法 | 直径17.5cm 高さ7.1cm |
この資料についての説明
奈良時代になると、奈良の都を中心に放射状に幹線道路を延ばして整備されました。古代山陽道は、都から山城を経て、摂津から播磨を通り瀬戸内海沿いを通過して、九州の太宰府まで通じていました。この道路には30里(約16km)毎に駅馬の乗継や食料の支給、宿泊所の提供などを行うための施設として、駅家が設置されました。 深江北町遺跡から「驛」と書かれた墨書土器が出土しており、「葦屋駅」に関連したものと考えられています。