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縄文土器(じょうもんどき)

時代 縄文時代後期
出土場所 原野・沢遺跡
使用用途 煮炊き用具
素材 粘土(土器)
寸法 高さ25〜35cm

この資料についての説明

 原野・沢遺跡は、加古川の支流の一つである志染川北岸の標高約194m付近に立地しています。 この土器は、いずれも縄文時代後期の深鉢で、竪穴住居と考えられる落ち込み内と、その周辺に埋甕として埋められていました。埋甕は、住居の出入口などの人がよく通る場所に、幼児のお棺として深鉢を埋めるものです。死んだ子供の魂をいつも身近に感じて、次の新たな生命の再生を願ったと考える人もいます。

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