埋蔵文化財センターロゴ
ホーム > 収蔵資料紹介 > 古墳時代収蔵資料一覧 > 耳環(じかん)

耳環(じかん)

時代 古墳時代後期
出土場所 市内各遺跡
使用用途 イヤリング
素材 青銅、鍍金
寸法 直径2.1〜3.4cm

この資料についての説明

 耳環は、金属の細い棒を曲げて作った、外径2〜3cm程度の切れ目のある環状のものです。お墓の中で、遺体の耳の付近から出土することや、人物埴輪の耳に表現されていることなどから、耳飾りと考えられています。 金色をしたものは金環、銀色をしたものは銀環と呼ばれていますが、いずれもすべて純金、純銀のものはほとんどなく、青銅の素材の上に鍍金または鍍銀したり、金・銀の薄い板を巻きつけたりしたものが多くみられます。

画像をクリックすると詳細画像がみられます 耳環(じかん)
Copyright © 2006 Kobe Archeology Center