耳環(じかん)
時代 | 古墳時代後期 |
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出土場所 | 市内各遺跡 |
使用用途 | イヤリング |
素材 | 青銅、鍍金 |
寸法 | 直径2.1〜3.4cm |
この資料についての説明
耳環は、金属の細い棒を曲げて作った、外径2〜3cm程度の切れ目のある環状のものです。お墓の中で、遺体の耳の付近から出土することや、人物埴輪の耳に表現されていることなどから、耳飾りと考えられています。 金色をしたものは金環、銀色をしたものは銀環と呼ばれていますが、いずれもすべて純金、純銀のものはほとんどなく、青銅の素材の上に鍍金または鍍銀したり、金・銀の薄い板を巻きつけたりしたものが多くみられます。