石斧(せきふ)
時代 | 縄文・弥生時代 |
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出土場所 | 市内各遺跡 |
使用用途 | 伐採、工具 |
素材 | 石 |
寸法 | 6.3〜21cm |
この資料についての説明
石斧は、おもに木の伐採や打ち割り、削平などに使う石の刃物です。 石斧には、全体を打ち欠いて仕上げた打製石斧と、全体を磨きあげた磨製石斧があります。磨製石斧は、柄につける方向で大きく2つに分けることができます。柄に対して刃が平行する縦斧は、主に伐採・粗削り用に使われ、柄に対して刃が直交する横斧は、木の表面を整えたりする加工用に用いられます。ドーナツのような形をした環状石斧は、中央の孔に柄をさして使用していたと考えられています。