埋蔵文化財センターロゴ
ホーム > 収蔵資料紹介 > 縄文時代収蔵資料一覧 > 石斧(せきふ)

石斧(せきふ)

時代 縄文・弥生時代
出土場所 市内各遺跡
使用用途 伐採、工具
素材
寸法 6.3〜21cm

この資料についての説明

 石斧は、おもに木の伐採や打ち割り、削平などに使う石の刃物です。 石斧には、全体を打ち欠いて仕上げた打製石斧と、全体を磨きあげた磨製石斧があります。磨製石斧は、柄につける方向で大きく2つに分けることができます。柄に対して刃が平行する縦斧は、主に伐採・粗削り用に使われ、柄に対して刃が直交する横斧は、木の表面を整えたりする加工用に用いられます。ドーナツのような形をした環状石斧は、中央の孔に柄をさして使用していたと考えられています。

画像をクリックすると詳細画像がみられます 石斧(せきふ)
Copyright © 2006 Kobe Archeology Center