一字一石経(いちじいっせききょう)
時代 | 江戸時代 |
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出土場所 | 北神ニュータウン内第9地点遺跡 |
使用用途 | 祭祀具 |
素材 | 石 |
寸法 | 1~2cm |
この資料についての説明
北神ニュータウン内第9地点遺跡は北区道場町日下部(現在の北区鹿の子台)の、有馬川と長尾川が合流する平地を望む尾根頂部に所在します。古墳時代前期と後期の古墳2基と江戸時代の経塚が見つかりました。江戸時代の経塚は古墳の斜面に造られており5基みつかりました。そのうち3号経塚は平瓦を箱状に組み、その中に1161個の一字一石経が納められていました。一字一石経は径1~2cmほどの小円礫に一字ずつ法華経を写経したものです。