鈴蘭台の歴史と現在の状況

最終更新日
2011年4月14日

鈴蘭台の歴史と現在の状況

鈴蘭台駅の誕生

鈴蘭台駅は、昭和3年の神戸有馬電気鉄道(現在の神戸電鉄)が開通した際に整備された駅(当時は小部駅)です。当時は湊川〜電鉄有馬(現在の有馬温泉)間において営業が開始されました。その後、唐櫃(現在の有馬口)〜三田間や三木線など、開業路線の延長や複線化が進められていきました。

開業当時の鈴蘭台駅(小部駅)[昭和3年頃]開業当時の鈴蘭台駅(小部駅)[昭和3年頃]
[提供:神戸電鉄(株)]

鈴蘭台の団地開発

鈴蘭台では、駅が整備された昭和3年から、宅地の開発が始まっています。
戦前の鈴蘭台は避暑地、高級住宅地として栄え、「関西の軽井沢」とうたわれていました。
現在のような大規模な団地開発は主に昭和30年代より進められ、市街地のベッドタウンとして大きく発展していきました。
現在、鈴蘭台を含む北区本区の人口は約14万人でピーク時(平成7年度)からは減少していますが、北区人口の6割以上を占めています。

昭和30年代頃の鈴蘭台の開発の様子昭和30年代頃の鈴蘭台の開発の様子
[提供:神戸電鉄(株)]

昭和40年代鈴蘭台駅前の様子昭和40年代鈴蘭台駅前の様子
[提供:神戸電鉄(株)]

[出典:神戸電鉄六十年史〜写真と数字で綴る神鉄の歩み
(昭和60年7月)、神戸市統計書 より]

鈴蘭台駅周辺の現在の状況

鈴蘭台駅は北区の主要駅のひとつとして、現在でも1日当たり約23,000人(平成20年度)の方々が利用しています。
しかしながら小規模開発の繰り返しによってまちの整備が進められたことから、駅前は非常に狭く、自動車交通や歩行者などで大変混雑しています。また、周辺の道路についても、幹線道路でも道路幅員の狭い所が多く、一部では歩道がない状況にあります。
また、団地開発から40年以上が経過し、住民の高齢化が進むとともに、地域住民は混雑する駅前よりも広くて便利な郊外店舗を利用するようになり、駅前周辺の賑わいが失われつつあります。
北区では、平成17年に策定した「北区中期計画」において、「活力あふれる安全・安心のまちづくり」を重点テーマのひとつとしています。中期計画の目標実現に向け、安全性の向上やまちの活性化の観点からも、鈴蘭台駅周辺の都市機能の強化が必要と考えています。