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学校連携事業の報告です

埋蔵文化財センターでは、学校園への出張授業や体験講座を行っています。学校の近くから出土した土器などの資料を使った授業では、教科書や資料集ではわからない質感や立体感を体験し、歴史を身近に感じていただいています。勾玉づくり、土器づくり、火起し、住居づくりなどの講座では、古代の人々と同じ体験をすることができ、当時の生活の一端を知ることができます。

こちらでは、平成23年度に実施した事業をご報告いたします。


運動場に原寸大の住居と環濠を描いてもらい、弥生時代の村を再現しました。住居内には、児童が作った土器を用途を考えて並べています。また、簡易な竪穴住居の木組み体験や、脱穀、火起しなどを体験していただきました。校区付近から出土した土器などを使った授業では、観察やスケッチを通して、古代人のデザインや用途について考える授業を行いました。観察を踏まえて土器作りを行うと、古代人の思いや技術をより実感しながら作品をつくることができます。

勾玉づくりについては、一般的な形状以外にも、校区内の古墳から出土した資料や子持勾玉に挑戦する児童も現れ、より難しい技術を体験していました。

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