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埋蔵文化財センターについて

埋蔵文化財センターとは

埋蔵文化財センター 埋蔵文化財センター

神戸市内には、市民の皆様に親しまれている五色塚古墳、大歳山遺跡をはじめ、吉田遺跡や元住吉 山遺跡のように学術上著名な遺跡も数多くあります。

昭和40年代以降の開発ラッシュで、発掘調査は増加の一途をたどり、新たに発見された遺跡も年々増加 しています。それにともない、必然的に出土遺物や記録類も増加し、長らく、出土遺物の整理・収蔵・展示を集中的に管理できる施設の建設が待たれていました。

埋蔵文化財センター敷地内の像 埋蔵文化財センター敷地内の像

当センターが建設された西神ニュータウンは、文字通り新しく造られた街です。住宅団地として建設されていく過程で、長年にわたって発掘調査が行われ、今日も数多くの遺跡が保存されています。そのような街の一角に建設された当センターは、ニュータウン内の遺跡をはじめ、市内各地の遺跡から出土した遺 物の調査・整理・収蔵を行う中枢機能をもっています。

また、当センターは、埋蔵文化財により一層のご理解をいただきますよう、収蔵部門だけでなく、展示スペースも大きくとり、施設の大部分を公開し、埋蔵文化財を通して、神戸の歴史を身近に感じていただけるよう工夫しております。

埋蔵文化財センターの仕事

埋蔵文化財センターでは、発掘調査で出土した遺物を皆様に広くご覧いただけるよう、 調査、整理、収蔵、保管、展示を一貫して行っております。

埋蔵文化財センターの施設概要

埋蔵文化財センター館内には、一般公開されている部屋と非公開の部屋があります。収蔵展示室や遺物整理室などは室内に入ることはできませんが、ガラス窓から室内がご覧いただけるようになっています。

館内マップ1階
1 エントランス
エントランスから入館します。
2 エントランスホール
エントランスホールではアケボノゾウの骨格標本をご覧いただけます。
3 受付
事前予約をなさった団体様は受付にお申し出ください。
4 常設展示室
常設展示では実際に神戸で発見された遺物が約700点展示されています。露出展示をしていますので、遺物をガラス越しではなく間近に見ることができます。
5 企画展示室
企画展示室では様々な企画展示が年3〜4回行われています。詳しくは年間スケジュールでご確認ください。
6 収蔵展示室
収蔵展示室は周囲がガラス張りになっており、収蔵庫に展示された約5,000点の出土遺物をガラス越しに見ることができます。遺物は区ごとに並べ、遺跡とその所在地が記されています。皆さんの家の近くにも遺跡がないか探してみてください。
7 特別収蔵庫
特別収蔵庫には、湿度・温度管理が必要な木製品などが収蔵されており、ガラス窓を通してご覧いただけます。
8 階段・エレベーター
階段・エレベーターから(2階注釈)・3階へ上っていただけます。
* 地下・2階の部屋は全て非公開の倉庫や一般収蔵庫となっておりますので、3階へお上がりください。
館内マップ3階
9 遺物整理室
遺物整理室では、現地での発掘調査終了後センターに運び込まれた出土遺物の整理作業を、廊下の窓から見学できます。数多くの遺物から、なぞが解明される瞬間に出会えるかもしれません。
10 記録整理室
記録整理室では窓をガラス張りにし、職員が遺物の記録をとっている様子を見学できます。
11 研修室
研修会や講演会を行います。
* 研修会や講演会が行われるときのみ、一般公開をしています。
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