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阪神・淡路大震災 データから見る震災

神戸市の被災状況等

震災は、多くの命を奪うとともに、都市基盤や建築物に甚大な被害を与え、 市民に直接的な大被害を与えた。また、復旧の長期化に伴い、産業、都市機能、生活などに様々な影響を及ぼしている。

1. 市民生活への被害

i. 多大な犠牲者

・死亡者 4,571人(H12.1.11)

・不明 2人

・負傷者14,678人(H12.1.11)

・高齢者(60歳以上)が死亡者の約58% ※

・家屋倒壊による死者多数(窒息・圧死が全体の約73%) ※

※高齢者、家屋倒壊による死者の割合は、平成7年8月31日現在(死者4319人)での割合

ii. 避難

・ピーク時:

 箇所数599箇所(H7.1.26)

 避難人数236,899人(H7.1.24)、避難所就寝者数222,127人(H7.1.18)

iii.公共施設の被害

・市役所、病院等の重要公共施設の破損、倒壊

iv. 学校教育・社会教育・文化施設の被害

・学校園の約85%が被災

・博物館、中央図書館旧館、ポートアイランドスポーツセンター等の破損、倒壊

・酒蔵、異人館等の破損、倒壊

2.都市機能の被害

i. 建築物、構造物の被害

・ 全壊67,421棟、半壊55,145棟(H7.12.22現在)

ii. 火災による焼損(推定値)

・全焼 6,965棟、半焼 80棟、部分焼270棟、ぼや71棟

・延べ焼損面積 819,108m2

・火災件数 175件(震災とほぼ同時に54件発生)

iii. 交通ネットワークの寸断

・ 阪神高速道路3号神戸線、同5号湾岸線等の倒壊

・ 陥没、高架構造物の落下、建築物倒壊等による道路不通

・ 鉄道の寸断

・ 海上都市へのアクセスの寸断

iv. 港湾施設等の被害

・コンテナバース、岸壁等がほとんど全て使用不能

・港湾幹線道路の寸断

v. 埋立地の液状化

・東部 2〜4工区、ポートアイランド等で液状化

vi. ライフラインの寸断

電 気 市内全域停止
電 話 約25%停止
水 道 市内ほぼ全域停止
工業用水道 市内全域停止
ガ ス 約80%停止
下水道 管渠・ポンプ場破損、
処理場の機能低下(2/7箇所) 及び機能停止(1/7箇所)
クリーンセンター 全クリーンセンターの運転停止

vii. 公園

・1/3の公園が擁壁崩壊、舗装陥没、地割れ等の被害

viii. 河川

・二級河川 117箇所破損

・準用・普通河川 27箇所破損

ix. 治山・砂防

・緊急復旧を要する箇所 68箇所

x. 社会・産業面の資本ストック全体の損害額(推計値)

・約6兆9千億円

3. 神戸産業の被害

i. 基幹事業所及び製造大手企業

・本社等中枢建築物の倒壊

・生産ラインの停止

ii. 中小企業・地場産業

・ケミカルシューズ  約80%が全半壊または全半焼

・清酒造        50%以上の企業が全半壊

 他

iii. 市場・商店街

・旧市街地の商店街の約1/3、市場の約半数が甚大な被害

iv. 観光・コンベンション施設

・観光施設、宿泊施設、コンベンション施設などで建物損壊などの被害

v. 農漁業施設の破損

・漁港、漁船だまり、農地、農業用施設等が多数被害

4. その他

上記の直接的被害にとどまらず、 避難所生活に伴う精神的疲労や子ども・高齢者・障害者等への心理的影響、学校等教育機能の低下、ライフラインの復旧の遅れや交通渋滞などによる都市機能の低下、雇用の不安定化など、市民の生活に対して様々な面で、震災が影響を及ぼすこととなった。

また、産業面においても、企業の市外への移転や被災による生産量の低下、港湾施設の被害に伴うコンテナ貨物の他港へのシフト、 高速道路の寸断や復旧工事による交通容量の不足等により、神戸のみならず、日本経済へ深刻な影響を及ぼすこととなった。

さらに、大量の災害廃棄物処理や、これに伴う環境への影響など、 震災がもたらした被害は、広範囲で多方面にわたる深刻なものとなった。

−区別の被害状況−

(1)人的被害 (平成12年1月11日 最終変更) (人)

  東 灘 中央 兵庫 長田 須磨 垂水 西 合 計
死亡者 1,471 933 244 555 919 401 25 11 12 4,571
ピーク時の避難所数 120箇所 74箇所 90箇所 96箇所 79箇所 69箇所 41箇所 16箇所 29箇所 599箇所
ピーク時の就寝者数 60,700 35,000 35,172 26,300 35,347 21,067 6,926 1,777 2,348 222,127
ピーク時の避難者数 65,859 40,394 39,090 26,300 55,641 21,728 4,747 1,787 2,360 236,899

※避難所、避難者数はピーク時であるため、各区合計は全市計に一致しない


(2)物的被害(全壊・半壊 … H7.12.22現在、全焼・半焼・部分焼 … H8.2.1最終) (棟)

  東 灘 中央 兵庫 長田 須磨 垂水 西 合 計
全壊 13,687 12,757 6,344 9,533 15,521 7,696 1,176 436 271 67,421
半壊 5,538 5,675 6,641 8,109 8,282 5,608 8,890 3,262 3,140 55,145
全焼 327 465 65 940 4,759 407 1 0 1 6,965
半焼 22 2 17 15 13 9 2 0 0 80
部分焼 19 94 22 46 61 20 5 1 2 270
ぼや 2 0 8 52 1 6 1 1 0 71

※全壊:住家の主要構造部(壁・柱・梁・屋根・階段)の損害額が、その住家の時価の50%以上に達した程度のもの

※半壊:住家の主要構造部(壁・柱・梁・屋根・階段)の損害額が、その住家の時価の20%以上50%未満に達した程度のもの

※上表の全壊・半壊:の棟数については住家・非住家を含んだ数である

(参考)修正前の発表数字

全壊 54,949棟、半壊 31,783棟 (H7.2.5現在)

全焼 7,061棟、半焼 331棟 (H7.4.14現在)