商品量目(内容量)の検査

最終更新日:2023年8月31日

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スーパーで買ったお肉やお惣菜。グラム表記があっても、それが本当に合っているのか考えたことがあるでしょうか。
「計量のプロの方が計っているから間違いない!」そう考えたいのですが、残念ながら、ごくまれにではありますが、計量間違いをしているケースがあるのです。もちろん、お店も信用第一、わざと少なく計量するケースはほとんどないといっていいでしょう。

計量検査係では、流通の増える中元期と年末期に、スーパー等の立入検査を実施し、その事業所(店舗)で計量されている商品に量目(りょうもく)不足がないか、チェックしています。万が一多くの量目不足商品が発見された場合は、改善報告書を提出させたり、量目不足が出なくなるまで何度も再立入検査を実施するなどして改善させています。

豆知識

内容量の検査の仕方

重さによって値づけがされている商品には、「内容量」がラベル等で表示されています。
内容量とは、商品そのものの重さや体積を指しており、容器やラップ、たれ、わさびなど(これらを風袋(ふうたい)といいます)は、内容量には含まれません。
内容量は、「商品の中身」そのものを量るのではなく、次のような方法で計算します。

水分がにじみ出る商品など

魚介類、食肉等から分離して出てきた水分(ドリップ)は、内容量に含みます。また、野菜のような自然乾燥により水分が蒸発しやすいものは、たとえ正確に計量されていても長期間店頭に置いていたりすることで目減りすることがありますので、再(再々)計量して販売することが必要となります。

お問い合わせ先

地域協働局消費生活センター