特殊な部隊

最終更新日:2023年8月22日

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本部機動中隊 

本部機動中隊

2020年(令和2年)4月1日から、特別高度救助隊と本部特殊災害隊は一体運用となり、無人航空機(ドローン)・消防用重機等を活用する「本部機動中隊」として運用を開始しました。これにより近年、多発する大規模な自然災害等への対応力を強化すると共に、特殊災害時における活動能力の向上を図ります。
本部機動中隊は、各係に本部機動中隊長(司令)1名、特別高度救助隊(司令補以下)5名、本部特殊災害隊(司令補以下)5名の11名で構成し総員33名、車両5台、消防重機1台、無人航空機2機からなる警防部直轄の部隊となります。

本部特殊災害隊(ハズマット神戸) 

本部特殊災害隊

本部特殊災害隊の愛称を「ハズマット神戸」と言い、神戸市の特殊災害隊のリーダーとしての役割を担っています。
NBC災害(放射性物質・生物剤・化学物質による災害)やガス災害(都市ガス・LPガス等)などの特殊な物質に係る災害(特殊災害)に対応しています。
本部特殊災害隊(ハズマット神戸)は、全ての特殊災害出動や大規模な災害に出動し、検知・測定資機材であるHAPSITE(GC-MS:ガスクロマトフィー質量分析計)やHAZMAT-ID(FT-IR:フーリエ変換赤外分光高度計)などで特殊災害等の原因物質を特定することができます。

特別高度救助隊(スーパーイーグルこうべ) 

特別高度救助隊

神戸市消防局特別高度救助隊(警防課)と高度救助隊(垂水消防署)の愛称を「スーパーイーグルこうべ」と言い、特別高度救助隊は、神戸市の救助体制のリーダーとしての役割を担っています。
車両には、上げ下ろしや牽引等を行うためのクレーン機能やウインチ機能を備え、様々な災害に対応するため、ロープや大型の電動油圧器具などを車載しています。その他にも倒壊建物内の要救助者を探査する電磁波探査装置や、人間の呼気を探査する二酸化炭素探査装置などの捜索資機材を保有しています。大規模な災害や特殊災害にも出動し、消防重機も配備され、土砂災害時にも活躍が期待されています。

お問い合わせ先

消防局総務部総務課