神戸市内における変異株の確認状況

最終更新日:2022年9月27日

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ゲノム解析の状況(1月10日以降)

発生届出日 ゲノム
確定件数
オミクロン株
BA.1系統 BA.2系統 BA.4系統 BA.5系統
1/10-1/30 1,274 1,260 98.9% 2 0.2% 0 0% 0 0%
1/31-2/27 1,505 1,485 98.7% 17 1.1% 0 0% 0 0%
2/28-3/27 807 621 77.0% 186 23.0% 0 0% 0 0%
3/28-4/24 586 143 24.4% 443 75.6% 0 0% 0 0%
4/25-5/29 1,151 34 3.0% 1,117 97.0% 0 0% 0 0%
5/30-6/26 618 0 0% 574(7)[1] 92.9% 2 0.3% 42 6.8%
6/27-7/31 1,601 1 0.1% 454(32) 28.3% 30 1.9% 1,116 69.7%
8/1-8/7 376 0 0% 20(1) 5.3% 1 0.3% 355 94.4%
8/8-8/14 395 0 0% 13(1) 3.3% 3 0.8% 379 95.9%
8/15-8/21 330 0 0% 5 1.5% 5 1.5% 320 97.0%
8/22-8/28 217 0 0% 2 0.9% 0 0% 215 99.1%
8/29-9/4 131 0 0% 0 0% 0 0% 131 100%
9/5-9/11 16 0 0% 0 0% 0 0% 16 100%
9,007 3,544 2,828(41)[1] 41 2,574
届出日から陽性検体回収にタイムラグがあるため、発表後も数値が更新されることがあります。
特に、直近1週間の届出日分について、次回発表時に数値が変動する可能性があります。
※1月10日以降のゲノム確定件数のうち、オミクロン株以外ではデルタ株が確認されています。

BA.2系統のカッコ内の数字はBA.2.12.1の内数を、四角カッコ内の数字はBA.2.75系統の内数を表します。

<BA.4系統/BA.5系統/BA.2.12.1系統について>

  • BA.4系統は令和4年1月に、BA.5系統は令和4年2月に南アフリカで最初に検出されたオミクロン株の亜種です。BA.2.12.1系統は令和4年3月に米国で最初に検出されたBA.2系統の亜系統です。
  • BA.4系統、BA.5系統、BA.2.12.1系統は、いずれもBA.1系統やBA.2系統よりも感染者増加の優位性があり、ワクチンと抗体医薬の効果を弱める可能性が示唆されています。一方で、いずれも既存のオミクロン株と比較して重症度の上昇につながる証拠はみられていません。引き続き、諸外国の状況や知見等の収集、国内外のゲノムサーベイランスによる監視を継続する必要があります。
(参考)国立感染症研究所感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される新型コロナウイルスの変異株について(第18報)

<BA.2.75系統について>
  • BA.2.75系統は令和4年6月にインドで最初に検出されたBA.2系統の亜系統です。
  • BA.2.75系統のスパイクタンパク質の変異は、抗体結合部位の構造に影響している可能性が高く、ワクチン接種による中和抗体からの逃避への影響が示唆されています。
(参考)国立感染症研究所新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株BA.2.75系統について
  • オミクロン株の新たな亜系統であっても、個人の基本的な感染予防策は従来と同様です。(基本的な感染対策