少量のアルコールは気持ちをリラックスさせる効果や、循環器疾患の予防、また、HDLコレステロールの増加など、健康にいい効果をもたらしますが、大量になると運動機能が麻痺するなど、意識障害の原因になります。
近年、生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人の割合が減少してきています。 しかし、厚生労働省は、生活習慣病のリスクを高める飲酒量を1日の平均純アルコール摂取量が男性で40g、女性で20g 以上と定義して、適切な飲酒を呼びかけています。
お酒の種類 | アルコール度数 | 純アルコール量 |
ビール(中瓶1本500ml) | 5% | 20g |
清酒 (1合180ml) | 15% | 22g |
ウイスキー・ブランデー (ダブル60ml) | 43% | 20g |
焼酎(25度/1合180ml) | 25% | 36g |
ワイン (1杯120ml) | 12% | 12g |
純アルコール量 | |
男性 | 40g(清酒2合以内) |
女性 | 20g(清酒1合以内) |
参考:健康日本21(第二次)の推進に関する資料