最終更新日:2023年2月2日
ここから本文です。
統一地方選挙(神戸市議会議員・兵庫県議会議員選挙)
令和5年4月29日任期満了に伴う統一地方選挙(神戸市議会議員・兵庫県議会議員選挙)の投開票日が「令和5年4月9日」に決まりました。区内では、市内最多の48か所の投票所を設けています。当日投票所に行けない方のために、投票前日の4月8日までの8日間は、西区役所・玉津支所・出張所(6か所)・神戸市外国語大学(垂水区と合同)に期日前投票所を設ける予定です。今回の選挙は、区民の皆さまにとって、まちの未来を託す大切な選挙となりますので、棄権することなく、投票いただくようお願いします。また、選挙がある度に、地域団体の役員の方など多くの区民の皆さまが、投票管理者、投票立会人など、投票所及び期日前投票所の運営に携わっています。円滑な選挙の執行には、欠かすことはできません。改めて、選挙運営に関わる皆さまに御礼申し上げます。
これまでの投票結果から、西区だけでなく全国的に若者層の投票率の低さが課題となっています。それを踏まえて、今回の選挙では「若年層の投票向上に向けた取り組み」を強化します。選挙に関心をもってもらうためには、選挙事務に従事してもらうことが一つの方法と考え、区内の大学の協力も得て従事者の募集を行っております。全市的な動きとしても、区内の市立高校へ従事者募集の働きかけを行っており、予想以上の応募が集まっています。また、一部投票所で「投票所内での禁止事項などが文字のみで注意喚起をしており、わかりにくい」という指摘を踏まえ、わかりやすい図示した形をデザインしようということで、神戸芸術工科大学に協力を頂き、‘サイン’の作成を進めています。学生からは多数のアイデアを頂き、選定作業を行っているところです。
若年層の投票率を挙げるのは、並大抵な事ではありませんが、このような地道な活動を続けながら、投票の啓発に取り組みます。
◎「みんなで行こうよ!投票」(啓発動画)
スマホカフェ
総務省が行った「通信利用動向調査」によると、デジタルを活用する際に必要となるインターネットなどに接続するための端末に関し、令和3年(2021年)のスマートフォンと携帯電話を合わせたモバイル端末の個人保有率は83.9%でした。スマートフォンの保有率は74.3%と伸びている一方で、携帯電話は20.0%と減少しています。年齢別を見ると、60歳台では8割近く、70歳代でも5割を超える人がスマートフォンを保有しているという結果でした。また、SNSを利用している人の割合は、ほぼ全ての年齢階層で増加してますが、特に60歳代、70歳代は前年比10P以上の伸び率という結果になっています。
このように世代を超えて、スマートフォンの利用・活用が進む中、一方で、これまでなんとなくスマートフォンを使えているけれど、いまさら人に聞けない「スマホ基本の‘き’」や正しく入力しているのに次に進めないなどの「スマホあるある」など、人知れず悩みを抱えている方たちが集まり、みんなでワイワイおしゃべりしながらその悩みを解決しようと、学園東町ふれあいのまちづくり協議会が主催する「スマホカフェ」がオープンしました。
毎回、学園都市スマートサポート窓口の学生スタッフによるスマホミニ講座と個別相談コーナーを設けていますが、参加した方たちは、「学生スタッフが、優しく丁寧に教えてくれる」「使ってて不安だった部分が解消され、スッキリした」「手作りのマニュアルがわかりやすい」といった感想で、大変好評でした。2月は学園西町でも同様に開催される予定です。
新年を迎えて
あけましておめでとうございます。区民の皆さまにおかれましては、新年を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。比較的穏やかな天候だった年末年始、皆さまはいかがお過ごしでしたか。私は、年末、消防団の年末特別警戒活動に西消防署とともに同行したほか、神出地域福祉協議会主催のしめ縄づくりに参加するなど、各地域の行事に足を運びました。
昨年は、区制誕生40年を迎え、地域の皆様をはじめ、事業者や関係機関の方たちと共に記念事業を行いました。10月にはプレンティ広場において3年ぶりとなる「みどりと太陽のまつり」を開催したほか、各地域において様々な協賛行事を開催することができました。ご支援・ご協力いただいた関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。
令和5年(2023年)の干支は癸卯(みずのと・う)です。芽を出した植物が成長していき茎や葉が大きくなる時期という意味で、これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍するような年になると言われています。今年は、引き続き、玉津支所の整備や西神中央駅周辺のリノベーションを進めます。また、Web会議システムなどデジタル技術を活用した窓口サービスや相談業務の拡充など、常に時代に相応しい行政サービスの形を心掛けるとともに、まちの色褪せない魅力や特色は守りつつ、区民の皆さまが安心して暮らせるまちづくりを進めていき、41年目を迎える西区が文字通り飛躍できる1年となるよう尽力いたします。本年もどうぞよろしくお願いします。