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区長のつぶやき2022年7月

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7月29日

ロボットプログラミング大会

 日常生活において、コンピュータやネットワークなどのICT技術を通じてもたらされる情報を、賢く選択し活かしていくことが不可欠な時代になってきました。ICT技術をより適切、効果的に活用していくためには、その仕組みを知ることが大切です。例えば、コンピュータは‘命令’を与えることによって動きますが、この‘命令’を与えることが“プログラミング”です。プログラミングによって、コンピュータに思い通りの動きをさせることができるとともに、コンピュータの基本的な仕組みを学ぶことができるので、より主体的に活用することに繋がります。令和2年度(2020年度)からすべての小学校において、プログラミング教育が必修化されたことは記憶に新しいところです。

 先日、西区制40周年記念協働事業として、井吹台児童館主催の「ロボットプログラミング大会」が行われました。井吹台児童館プログラミングクラブの生徒(3年生以上)が参加し、車型ロボットを使い、いかに早く正確にミッションをクリアできるかを競いました。2人1組のチームで、ミッションルールに沿ったロボットの動き方とパーツの組み立てを試行錯誤しながら調整を重ねていました。第1回大会の成績ですが、栄えある優勝はスカイウォーター(4年生女子、3年生男子)、準優勝はメラメラチーム(3年生男子、3年生男子)、第3位は湖(みずうみ)チーム(4年生女子、3年生男子)でした。なお、チームワーク賞としてスカイダイヤモンドチーム(3年生女子、4年生男子)が選ばれました。また、第2部の「4年生以上の‘プログラボ生’によるロボット制作とプログラミング」では、‘プログラボ’授業カリキュラムのロボットにアレンジを加え、各自考えたプログラムを発表しました。‘プログラボ’では、自分の考えを皆に伝えるプレゼンテーションをカリキュラムに取り入れているため、その成果の場として今回の発表を企画したとのことです。

 プログラミング教育は子どもたちの将来の道を広げることにつながります。最近では、プログラミングの能力を開花させ、創造力を発揮して、起業したり特許を取得する若者も珍しくありません。このような取り組みを通じて、子どもたちの秘めている可能性が発掘され、社会で活躍するきっかけとなることを期待しています。
プログラミング大会

7月12日

‘ふれまち’専用デジタルプラットフォーム

 これまで、ほとんどの地域活動が対面で実施されてきたため、コロナ禍の中で活動ができなかったり、活動が制限されたりするケースが生じていました。そこで、地域活動にICTを活用することで、コロナ禍の中での非対面の地域活動を実現するとともに、日中働いており場所や時間の制約がある若年世代等が地域活動へ少しでも関わりやすくすることなど、誰もが地域活動に参加しやすい仕組みを生み出し、地域の活性化に繋げたいとの思いで少しずつ取り組みを進めてきました。

 ふれあいのまちづくり協議会に関しては、昨年度、研修を経て、WEBデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービスを利用した‘ふれまち’専用のプラットフォームを開発・導入し、今年度から本格運用を始めました。この仕組みにより①行政と‘ふれまち’間の業務の電子化②‘ふれまち’同士の情報交換の場③‘ふれまち’ごとの事務の電子化が実現しました。具体的には、助成金申請、研修会申込の電子受付や各種問合せ・要望のオンライン受付・回答が可能になったほか、スマホに自動通知が来るため、役員が地域福祉センターに来館しなくても即時に通知を確認できるようになりました。また、チャット形式で‘ふれまち’の垣根を超え気軽に質問を行ったり、意見交換ができるほか、地域福祉センターの活用方法や斬新な事業等を紹介することで、活動の参考につながるような工夫を施しました。

 まだまだスタートしたばかりなので、活用方法等の理解を深めるため利用に不安がある‘ふれまち’への個別研修会の開催を行うとともに、これからも業務の電子化を進め、現役世代を中心に、場所の移動や時間に制限のある人たちも、地域活動の担い手として、‘ふれまち’活動に参加しやすい環境を整備していきます。
ふれまちプラットフォーム

7月5日

“暴力を追放し社会を明るくする西区民の大会”

 “社会を明るくする運動”は、犯罪や非行の防止と立ち直りについて理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、明るい地域社会を築くための全国的な運動で、今年で72回目を迎えました。新型コロナウィルス感染拡大の影響により2年間開催を見送ってきましたが、今年は7月1日(金)に西神南のセリオホールにおいて、令和4年度「暴力を追放し社会を明るくする西区民の大会」を行いました。(“社会を明るくする運動”のはじまりについてこちら(外部リンク)をご覧ください)

 大会は、西区保護司会・近藤会長からの“開会のことば”でスタートし、内閣総理大臣や兵庫県警察本部長からのメッセージなども披露されました。その後、神戸西防犯協会・吉川会長から、「地域、学校、警察、行政がより一層連携し、ふれあいのある活き活きとした明るい地域づくりに努力すること」を宣言し、最後に西区青少年育成協議会・山田会長の“ことば”で大会を締めくくりました。本来であれば、大会終了後“光の広場”において、ふれあいコンサートとしてつぐみ保育園和太鼓隊による演奏のほか、運動の趣旨である「犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ」を呼びかける街頭啓発キャンペーンを開催する予定でしたが、当日、兵庫県全域に「熱中症警戒アラート」が発表されていましたので、残念ながら中止となりました。

犯罪や非行の防止と立ち直り支援は、行政はもちろんのこと、保護司をはじめとする各種更生保護団体や地域の多くの方々の御理解と御協力をいただきながら、社会全体で取り組むことが大切です。誰もが地域社会に受け入れられるよう、各々が創意工夫を図りながら、包摂的な社会が実現することを願っています。
社明大会1
社明大会2

お問い合わせ先

西区総務部地域協働課