神戸市人事委員会では、大学卒、高専・短大卒、高校卒、社会人、就職氷河期世代対象、育児休業代替任期付職員、会計年度任用職員(特定事務)、障害者を対象とした採用選考を実施しています。職種としては、総合事務、福祉、土木、建築、総合設備、水道技術、農業、造園、総合科学、消防といった職種を採用しています。試験(選考)の種類によって募集職種、受験資格が異なりますので、詳細は試験(選考)案内のページで確認してください。
神戸市職員に関する様々な質問にお答えします!
採用試験(選考)の種類から採用後の処遇まで、わかりにくいと思われる点、
疑問に感じることが多いと思われる点について、Q&Aを作成しました。
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Q1
採用試験(選考)の種類にはどんなものがありますか。
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A1
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Q2
大学卒区分での受験を考えていますが、
一般枠、特別枠、デザイン・クリエイティブ枠、通年募集枠のどの区分で受験すればよいですか。 -
A2
・一般枠は、公務員試験対策が必要な従来型の試験です。第一次試験で行う基礎的能力試験や専門試験などについては、一定の試験対策が必要となりますが、採用予定数は以下の3区分と比べて最も多くなっています。主に官公庁をメインに就職活動をしている方は受験をご検討ください。
・特別枠は、公務員試験に関する特別な対策が必要のない試験です。第一次試験では、一般的な言語・文章理解、数的推理などの基礎能力を問う適性検査(能力)などを行います。民間企業をメインに就職活動されている方は受験をご検討ください。
・デザイン・クリエイティブ枠は特に芸術分野の素養をもった方を対象とする試験です。
デザイン等の専門職ではなく、「総合事務」としての採用となります。大学等でデザイン・美術・音楽・映像等を学んでこられた方は受験をご検討ください。なお、上記に該当する方であっても一般枠や特別枠での受験は可能です。・通年募集枠は、海外への留学、部活動や研究活動等により、一般的な就活時期に就職活動を行うことが困難であった在学生や前期末卒業生、第二新卒向けの試験です。
いずれの区分もご自身の将来のキャリアプランや、公務員試験の準備状況などを踏まえ受験区分を決定してください。
詳細は必ず試験案内を確認してください。
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Q3
人事委員会の試験(選考)案内に掲載されていない職種の募集はどうなっていますか。
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A3
教員や学校事務職員、保育士、看護師、現場作業に従事する労務職員、ジョブ型雇用など、人事委員会の試験(選考)案内で募集している職種以外の職については、それぞれの職場ごとに募集を行っています。これらの募集は定期的なものではなく、欠員が生じたときに随時実施されるものです。募集がある際には「広報紙KOBE」(毎月1日市内家庭配布)や採用ホームページに掲載されますので、そちらもご確認ください。なお、「広報紙KOBE」の掲載内容はこちらからもご覧いただけます。
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Q4
採用試験の具体的な流れはどのようなものですか。
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A4
試験科目等の内容等詳細は、試験区分によって異なります。各試験案内で確認してください。
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Q5
採用試験を実施しない区分はありますか。
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A5
退職者の状況などにより、年度によっては採用試験を実施しない試験区分もありえます。 実施する試験区分、採用予定者数については、各実施年度の試験案内を必ずご確認ください。
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Q6
大学卒の人が、高専・短大卒や高校卒の試験区分で
受験することはできますか。 -
A6
神戸市では、学歴別に採用試験を実施しており、大学院卒や大学卒の方は大学卒の区分で、高専・短大卒の方は高専・短大卒の区分で、高校卒や中学校卒の方は高校卒の区分で受験していただきます。したがって、大学卒の方が高専・短大卒、高校卒の試験を受験するなど、最終学歴と異なる学歴区分で受験することはできません。
※それぞれ卒業見込みを含む
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Q7
性別・年齢・出身地などで不利になることはありますか。
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A7
採用試験は地方公務員法の平等取扱の原則により実施しており、性別や出身地などによる有利不利は全くありません。
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Q8
日本国籍でなくても受験できますか。
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A8
消防を除く全ての試験区分で受験することができます。採用試験においては、国籍の違いによる取扱の差異はありません。ただし、就職が制限されている在留資格の人は採用されません。なお、採用後の職務内容等が若干異なります。詳細は試験案内でご確認ください。
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Q9
専門学校を卒業(見込み)の場合は
どの試験区分を受験することができますか。 -
A9
専門学校を卒業(見込み)の方は、取得した称号により受験できる区分が以下のようになります。
- 「高度専門士」の称号を取得(見込み)の場合
大学卒区分での受験となります。高専・短大卒、高校卒区分では受験できません。 - 「専門士」の称号を取得(見込み)の場合
高専・短大卒区分での受験となります。大学卒、高校卒区分では受験できません。 - 「高度専門士」、「専門士」の称号を取得しない場合
高校卒区分での受験となります。大学卒、高専・短大卒区分では受験できません。
※称号の取得の有無が分からない場合は、卒業(見込み)した専門学校に必ず確認してください。
- 「高度専門士」の称号を取得(見込み)の場合
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Q10
採用試験の申込はどのようにしたら出来ますか。
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A10
消防職員(大学卒(航海))を除いて、全ての採用試験(選考)はインターネット申込です
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Q11
試験当日はどのような服装をしたらいいですか。
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A11
筆記試験は楽な服装でお越しください。面接はスーツや制服の方が多いです。
消防で体力テストを受験される方は運動に適した服をお持ちください(従来更衣場所はご用意しています。)
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Q12
異動について教えてください。
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A12
職員が行政のプロフェッショナルになることを目指し、3~5年サイクルの人事異動で、基本的にはいくつかの特定分野で深い知識・経験を得られるような配置を行います。一方で、一定の専門領域においては、長期間在籍するスペシャリストの養成を進めます。新規採用職員については、市役所における基本的な業務知識等を習得することができる職場を中心に配属を行います。
また、若手職員については、概ね採用10年以内に区役所・出先機関と本庁の両方をできる限り経験させ、基本的な業務知識や現場対応力を早期に習得することを目指します。さらに、職員の能力開発、意欲向上を図るため、意向調査、意向調査フォローアップ面談、庁内公募、庁内フリーエージェント制度などを設けています。
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Q13
昇任について教えてください。
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A13
事務・技術職の基本的な昇任は
係員→係長(担当係長)→課長(担当課長)→部長(担当部長)→局長(担当局長)となっています。
※係長へは日ごろの勤務状況をふまえた実力本位・人物本位の評価により昇任していきます。
※外国籍の方は課長級以上の昇任においては担当課長・担当部長・担当局長に発令されます。
消防職の基本的な昇任は
消防士→消防士長→消防司令補→消防司令→消防司令長→消防監→消防正監→消防司監となっています。
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Q14
産休・育休はどれくらいの期間とれますか。
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A14
産前・産後休暇は出産日をはさんでそれぞれ8週間、育児休業は産休明けから子が3歳に達するまでの期間取得できます。
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Q15
勤務時間や休日はどうなっていますか。
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A15
勤務時間は原則として8時45分から17時30分ですが、職務によっては不規則勤務に従事することもあります。休日は原則として土日祝日ですが、これも職務によって異なり、業務の内容や繁忙によっては休日出勤、時間外勤務が多くある場合もあります。