Q1一般企業から行政へ。仕事や職場への不安はありませんでしたか?
紙の文化・ハンコの文化に驚きも今では解消。
転職したばかりの頃は、業務のいたるところにおいて、紙の文化・ハンコの文化だったことに驚き、仕事のやり方が10年前ぐらいに逆戻りしたような不安がありました。入庁してから数年で庁内のシステムが著しく発展したため今ではその不安はほぼ解消されました。
仕事の生活のメリハリがつくようになりました。
転職したばかりの頃はまだ子どもが小さく、果たして生活と仕事の両立ができるものなのだろうかと不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、フレックス制度の活用に加え、職場の方々のサポートもあり、仕事と生活のメリハリをつけることができるようになりました。
Q2「社会人経験が活きている」と感じることはありますか?
双方の間に立って折衝した経験が生きています。
前職では人材派遣のマッチングに従事しており、企業と労働者の間に立って、話を聞きながら双方の希望や課題を調整する仕事をしていました。現在も園から相談を受けたり、園と保護者双方の話を聞くような場面が多いため、折衝の経験が生きていると感じています。
システム業者とのやり取りがスムーズにできています。
前職ではシステム開発を担当していました。現在はユーザー側としてシステム開発に参画していますが、システム開発全体の流れを理解できていることはもちろんのこと、業者側の考え方も理解しているので、業者とのやり取りもスムーズに行うことができています。
客観的視点を持ち、”いいとこどり”を意識しています。
前職でも福祉関係の業務を担当していたことがあり、そこで得た基礎知識が今の職場でも役立っています。しかし、同じ業務でも、前職の時とは運用やルールが異なることもあるため、客観的な視点を持ちそれぞれのいいところを取り入れることを意識しています。
Q3神戸市の「こういうところがいい」と感じたところは?
残業、休日出勤が減り、家族との時間が増えました。
配属された部署は風通しがよく、優秀で熱意のある職員が多いためモチベーションの向上につながっています。残業時間が減り、休日出勤もほぼなくなっただけでなく、フレックスタイムや在宅勤務などの制度も利用しやすく家族と過ごす時間を増やすことができました。
求められるスキル、知識が多く、日々成長を感じます。
神戸市の土木職は、道路、河川、下水、港湾、水道、交通などさまざまな分野があり、かつそれぞれで計画立案から工事監理まで多岐にわたる業務に携わることができることが魅力の一つです。それぞれで求められるスキルや知識も多く、日々成長を感じることができます。
Q4神戸市に入庁して、生活に変化が生じたことはありますか?
一つの場所に構える生活のありがたさを感じています。
以前の仕事では全国を飛び回り、工事が完成した後、引き渡しが終わるとまた次の現場へ、という目まぐるしい生活を送ってました。今は全国転勤の心配もなくなり、土日祝も休めるようになったので、子どもたちと触れ合う時間を持つことができるようになりました。
フレックスの利用や有給休暇取得の調整もしやすいです。
前職と比べて、残業時間が少なくなり、休日出勤することもほとんどなくなりました。周りの職員も同じような働き方ができているので、フレックスの利用や有給休暇の取得の調整もしやすく、家族と過ごす時間が増え、ワーク・ライフ・バランスが実現しています。
大好きな六甲山が近くなり、趣味も充実しています。
転職したことで、家族の勤務先が近い神戸に引っ越しができ通勤の負担が大きく減りました。また、アウトドア好きの私にとって、神戸市は街と海や山の自然が近いところが魅力的です。休日はよく登山やキャンプをするのですが、大好きな六甲山が近くなり趣味も充実させることができています。
Q5あなたにとって「神戸市職員として働く」とは?
大好きな神戸で残り続けるものに携われる幸せ実感。
神戸は生まれ育ったまちで、私にとってひときわ愛着の強いまちでもあります。大好きな神戸で建物を建て、まちづくりに携わることができるだけでなく、できた後も建物、まちづくりの変化にかかわり続けられることは何物にも代えがたい喜びです。
どうあるべきか、何ができるか常に考え続けたい。
神戸市は、政令指定都市として活躍の場が多岐に渡り、組織としても新しい文化を取り入れる風土が強いと感じています。前例にとらわれることなく、神戸市職員としてどうあるべきか、何ができるかを常に考え、それを日々の業務に落とし込める職員であり続けたいです。