摂州兎原郡図(写)せっしゅううはらぐんず

幕府領であった兎原郡のうち、辻甚太郎御預り所の熊内村・中尾村・筒井村・生田村・小野新田五カ村を図示した絵図です。凡例にあるように、青で川筋、黄で田畑、赤で道が示されています。村落名が記された白い部分は、それぞれの集落があった場所を示しています。脇浜村に「塩谷大四郎様御代官所」と張り紙があるので、明和6年(1769)以降の状況であることは確かですが、さらに辻甚太郎の名からすると寛政期(1788~1800)の様相を図示しているものと思われます。
分類
大きさ110.0×80.0cm
その他1枚
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