お問合せ・刊行物申込 ホーム
神戸市文書館
利用案内 刊行物 収蔵資料 検索 展示の案内 神戸史跡地図 神戸歴史年表 リンク
収蔵資料
収蔵資料のあらまし
古文書
新聞
神戸市行政資料
図書・文献類
図書・文献類
>>3
文書名
神戸市民読本
摘要
 大正14年(1925)9月刊、神戸市役所編・発行、B5判、全211頁、神戸都市計画図など附図3枚。大正11年(1921)10月、市長代理助役永田亀作が学制頒布50年記念事業のひとつとして刊行を企画。その内容は、神戸市の歴史と概況を述べた「地理と歴史」、立憲政治、自治の精神、住民と公民の違い、市会(議員)と市参事会の役割、市吏員の職務などについて述べた「自治制」、都市計画の必要を啓蒙する「都市問題」、商工業、財政、社会事業、市営事業の現況、青年団と処女会などについて述べた「市勢の現況」、「愛市」精神の涵養を目的とした「市民の修養」からなる。編集方針は、「立憲の大義」「自治の本義」を理解させることを目的とし、尋常小学校卒業者程度のものが理解できるよう平易な文章でありながら、かつ「市民の愛読書」として「興趣に富む」ものが目指された。この時代に神戸市がもとめた市民像や、社会のあり方を理解するうえで興味深い史料である。
備考
 


文書名
神戸市水害誌
摘要
 昭和13年(1938)7月5日の阪神大水害の実情と、救援救護の状況、および復旧と復興計画の概要を記録したもの。本編は5編からなり、第一編「序説」では、水害以前の神戸河川史を中心とした神戸の概史と水害当時の神戸市の概勢を、第二編「水害状況」では、水害概況と河川別・各区別および港湾・土木・電気・水道・鉄道など各事業別の被害状況を記す。第三篇「皇室の御仁慈」は侍従の視察、皇室からの義捐金などについて、第四編「応急対策と復旧」は、神戸市、兵庫県の対応と、軍隊の救援、新聞社・政府・他府県の応援などを記録。第五編「復旧と復興」は、神戸市・兵庫県の復興計画と予算、復興支援に関する各界への陳情運動の経過などについて述べる。余禄には、水害遭難物故者慰霊祭、六甲山系水害復興工事起工式の様子、第二次・第三次水害について、専門家の意見、神戸水害関係文献一覧などを収めた。神戸市役所編・発行、昭和14年(1939)刊、A5判。
 阪神大水害について、そのほか手軽に利用できる資料として、当館開架に、兵庫県救済協会編・発行『昭和十三年兵庫県水害誌』(1940)がある。また、神戸市史紀要『神戸の歴史』第18・19号には、「昭和十三年災害報告」(水害当時の神戸市役所内警備本部が行政諸機関からの情報を収集し速報の形で関係者に配布したもの)を翻刻した、「昭和十三年災害報告(抄)」(一)(二)を収めた。
備考


文書名
神戸開港三十年史
摘要
 神戸開港三十年記念事業として編纂を企画。第1章「開港以前の神戸」、第2章「兵庫開港と天下の大勢」で中近世の神戸を概説し、第3章「創業時代の神戸港」で、開港当初の神戸の様子、諸制度・施設の沿革、居留地など市街の整備状況等を記す(以上上巻)。下巻のうち、第4章「神戸市発達の諸現象」は、明治10年(1877)以降の神戸について、神戸港貿易の状況、諸会社の設立、諸団体の沿革、交通網の整備、衛生事業の遂行、風俗習慣の変化、議会制度の沿革、諸学校の開設、諸産業の発展などに関し、具体的項目をあげながら363節全760頁にわたって記録している。第5章「重要沿革事類纂」は、貿易五厘金の沿革、神戸病院沿革、警察・消防・諸学校沿革など12節で重要な制度や組織・団体の沿革をまとめている。本書の(とくに第3章以降)、神戸・兵庫の社会や市民生活の様相などについての克明な記録は、歴史書という体裁をとりながらも、神戸についての同時代的な記録として、史料的価値をもつ。『神戸市史』にも多く引用されている。村田誠治編、開港三十年記念会発行、明治31年(1898)刊、A5判、乾坤2冊。昭和41年(1966)、第5章を削除して中外書房から復刻。昭和49年(1971)、明治百年史叢書237、238で原書房から復刻。
備考
・上記は『兵庫県大百科事典』上(神戸新聞出版社センター、1983)を参考にした。
>>3