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>>江戸時代 >>近代・現代 >>居留地関係文書 >>雑誌(明治〜昭和初期)

 雑誌(明治〜昭和初期)
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文書名
兵庫県勧業報告(複写)
解題
 兵庫県勧業課より明治12年(1879)7月25日に第一号が創刊、以後月ごとに発刊された。同報告書は、「農工商の景況に付各本業者の参考となるべき事項を募集」し、「農工を進め通商を便にするが如き全て有益の論説は亦之を採収して研究の資に供」すために作成されている。
 当館では明治12年〜明治21年(1888)分(第1号〜104号)について閲覧できる。ただし、3、13、16−20、36、37、40、43−48、58−60、62−66、76、91、92、94−103号は欠号。
 (引用した原文には濁点をつけ、カタカナはひらがなに、旧字は新字に改めた)
備考
・閲覧可
・原本は兵庫県公館県政資料館


文書名
農工商業雑報(複写)
解題
 兵庫県第一部勧業課より発行される。勧業課では、従来農工商の発展に寄与する目的で研究・論説を紹介する『兵庫県勧業報告』を刊行してきたが、新聞や雑誌などで同様の内容を扱うものが増えたため、明治21年(1888)新たに『農工商業雑報』として内容の一新をはかった。日常新聞や雑誌等で取り上げられるような内容を掲載するのはやめ、いまだ一般の人々が知りえず、かつ農工商の発展に有用なものを掲載するという方針を固めている。例えば、日本に知られていない諸外国の第一次産業における先進技術の紹介や、学者・実験者などの論文等である。兵庫県における第一次産業技術の啓蒙を目指したものと言えるであろう。具体的な事例としては、当時の主要工業部門であった製糸・織物業に関する事項、それを支える桑の栽培についての注意事項、米麦作の栽培方法、米質改良などが掲載されている。また、漁業等についても広く述べられている。
 明治22年(1889)以降は、単に肥料、農具の説明などの農業技術的なものにとどまらず、貯蓄の奨励など生活に関する記載も増え、神戸港製茶輸出入状況など農事関連の諸分野の記事も盛り込まれるようになった。
 当館では、明治21年〜明治24年(1891)分(第1号〜31号)について閲覧できる。
備考
・閲覧可
・原本は国立国会図書館


文書名
勧業彙報
解題
 『勧業彙報』は、明治36年(1903)7月に神戸市役所より創刊され、以後不定期で発行された勧業雑誌。同誌がいつまで発行されていたか定かではない。しかし、大正4年(1915)4月に神戸市役所より『勧業通報』が創刊されていることから、同市は大正初期ごろまで発行されていたと思われる。 内容は、主に内報と外報とに分かれている。内報では、主要輸出品の紹介を中心に農工商の概況を幅広く取り扱っている。外報では、輸出国の商況や商慣習などを紹介しているほか、博覧会についてのレポートなども掲載されている。また号によっては特定のトピックについての特集が組まれており、第2号:セントルイス万国博覧会記事、第3号:朝鮮海漁業の状況、第12号:神戸市造林事業、第13号:米穀検査事項となっている。 当館では第1号から第17号(明治43年2月)まで閲覧できる。
備考
・閲覧可/複写可(閲覧/複写とも原本不可)


文書名
農会通信
解題
 兵庫県農会刊行雑誌。創刊年は定かではないが、当初は毎月1回発行されていた。昭和5年(1930)以降月2回の発行となる。また年に1回年会報を発行し、特別号なども発行されている。内容は、農業経営事項・農業関連行事など地域ごとの取り組みに関する報告が中心である。刊行元である兵庫県農会は明治34年(1901)設立の系統農会である。
 兵庫県農会の前身は明治22年(1889)に設立した私立兵庫県勧業会である。明治32年(1899)6月の農会法発布により兵庫県農会設立が決定されると同時に解散が決定し、さらにその財産一切を同農会に寄付することとなった。
 兵庫県農会の初代会長は床次竹次郎氏。同会は、明治後期においては疲弊した農村経済の振興のための郡是・町村是運動(前田正名の提唱した農村地域計画運動)に積極的に取り組んだ。大正7年(1918)より、農業者利益を擁護する政治的代表者機関として兵庫県農政倶楽部が創立されるにいたり、政治色を強めるようになる。山脇延吉、長島貞等を擁し、農事・農業経営・農村地域社会の施策を行ったが、これは全国でも先駆的なものであった。
 当館には大正11年(1922)6月〜昭和18年(1943)3月(第68号〜第475号)分について閲覧できる。
備考
・閲覧可/複写可
・兵庫県農会の記述については、『兵庫県農会史』(兵庫県農会,1930)を参照した。


文書名
INAKA(英文登山誌)
解題
 『INAKA』は明治後期から大正期にかけて神戸に居留していたH・E・ドーントによって編集された機関誌。ドーントをはじめ、コウベ・マウント・ゴート・クラブや、神戸ゴルフ倶楽部の会員が参加する登山とゴルフなどが主な内容である。『INAKA』の誌名はいわゆる“田舎”の意味であるが、条約港の外国人居留地の外にある地域すべてをも意味している。2巻を除いて神戸ヘラルド社をはじめ神戸で印刷・発行されたが、非常に高価で、発行部数も100部と少なく、国内に13冊しか残っていない。(ちなみに国内未発見の5冊がロンドンの図書館に所蔵されている。)
 当館では1号・6〜14号・16号(大正4年(1915)6月1日〜大正12年(1923)5月20日発行)について閲覧できる。
備考
・閲覧可/複写可
・上記については、棚田眞輔編著『神戸背山登山の思い出』(1988)『霧の中のささやき』(1990,交友プラニングセンター発行)・「〈文献紹介〉『霧の中のささやき』」『神戸市史紀要 神戸の歴史』第21号,1991)を参照した。
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