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1月14日の夜、4年ぶりに車の大歳神社で翁舞が演じられました。
この翁舞は、国の重要無形民俗文化財に指定され、毎年1月14日の夜に演じられていた伝統行事ですが、平成30年の西日本豪雨で境内の一部が崩落し、それ以降、境内の修理とコロナ禍のために実施が困難な状況が続きました。この日は、保存会の皆様はじめ関係の方々のご尽力により、新しくなった境内で、こけら落しの翁舞が行われました。
「お面式」といわれる豊作祈祷の行事の中で演じられる翁舞は、一般に「露払い」・「翁」・「三番叟」の順で演じられますが、車の翁舞では、その後に「父の尉」の舞が加わる4部構成です。専門の方によると、江戸時代初期の形態を今に伝える、全国的にも珍しい翁舞だとお聞きしています。
荘厳な雰囲気の中、鼓や笛にあわせ、面をつけた翁が舞う様子はとても幻想的でした。
今年も須磨区佛教会さまより、須磨区社会福祉協議会善意銀行への多額のご寄附をお預かりいたしました。
須磨区佛教会さまには、日頃から須磨区の福祉のためにご協力いただいております。
この日は来てくださった役員のみなさまと昨年より続く新型コロナウィルス感染症の話、それに負けない区民と行政の取り組み状況や体制づくり、コロナ禍での伝統行事の継承の大切さ等について懇談できる良い機会にもなりました。
お預かりした浄財は、須磨区社会福祉協議会を通じて、須磨区の福祉のために役立てさせていただきます。
※撮影時のみマスクを外しています。
緊急事態宣言が解除され、地域の活動が少しずつですが再開されはじめました。本日は、須磨区老人クラブ連合会が須磨区文化センターにて開催する「作品展」と「演芸大会」に招いていただきましたので、鑑賞しました。
「作品展」では、約80点の書や絵画、写真、手芸など、会員の皆様の力のこもった作品が展示されていました。コロナ禍で外出の難しい時期に、家で制作された作品が多いと思いますが、いずれも素晴らしい作品ばかりで心をうたれました。
また「演芸大会」では9団体が出演され、ヨサコイ、民謡、新舞踏など多彩な演芸をご披露され、楽しい時間を過ごさせていただきました。「作品展」も「演芸大会」も昨年はコロナ禍により中止となったため、2年ぶりの開催です。そのため、準備も大変だったと思いますが、一方で心待ちにされていた会員の方も非常に多かったと思います。主催された関係者の皆様に敬意を表するとともに、コロナ禍が落ち着き、このような地域活動が順調に再開できることを願っています。
神戸市では令和3年度より、国や県・市が指定している文化財に加え、地域で大切にされてきた伝統行事や建築物などの歴史遺産を保護するとともに広く知ってもらう事により継承意識の向上を図るため「神戸歴史遺産」制度を創設しました。第1回神戸歴史遺産として、須磨区内では板宿町の百耕資料館で所蔵されている「武井家文書」および「武井家伝来絵画資料(粉本)」、及び一ノ谷町の安徳帝内裏跡伝説地の2か所が認定されました。百耕資料館では、主任研究員の森田さんに丁寧に解説をしていただきました。同館では資料の保存・調査・研究が行われており、その貴重な成果は同館の各種展示等を通じて発信されています。また、安徳帝内裏跡伝説地では、地域の皆様が明治の頃より今日まで保全活動に取り組んでくださっていました。
須磨区としても認定された2か所について、区のホームページをはじめ、今後、歴史ウォークやデジタルスタンプラリーなどを通じて、情報発信に取り組んでまいります。
須磨区では毎年、学生のインターンシップを受け入れており、今年度は8名(大学生7名、高校生1名)のインターンシップ生に、須磨区役所の様々な業務を2日間にわたって体験していただきました。
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種会場における案内業務や、ケースワーカーの訪問同行など、直接区民の方と接する業務を体験していただきました。
また、すまぼう公式インスタグラムの記事作成や、ぽい捨て・路上喫煙防止キャンペーンの準備などでは、職員が日頃行っている事務を体験していただくとともに、学生ならではの意見もたくさんお聞きしました。
インターンシップ生からは、「区役所の業務は想像以上に幅広くて驚いた」「区役所の雰囲気や職員の様子を感じることができて良かった」との感想をいただきました。
これを機に、さらに須磨へ愛着を持っていただき、ぜひ神戸市を働く場として選んで欲しいと思います。
保護司は、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員(実質的に民間のボランティア)で、罪を犯した人や非行のある少年に寄り添い、見守りながら、立ち直りを支援し、再び罪を犯さないように指導や相談等を行っています。
保護司の方々が実際にどのような活動をされているのかを紹介するため、須磨区役所1階南玄関付近でパネル展示を8月13日(金曜)まで行っています。
区役所にお立ち寄りの際は、ぜひご覧いただき、犯罪や非行のない安全で安心な暮らしを実現するため、何が求められているのか、そして、地域でどういったことができるのかを、みんなで考えてみませんか。
神戸須磨ライオンズクラブさまから、「第71回社会を明るくする運動」の標語パネルを3枚いただきました。
「社会を明るくする運動」とは、すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動で、須磨区保護司会、須磨ライオンズクラブをはじめたくさんの地域の方にご協力いただいております。
今年の標語は、≪「ありがとう」 その一言で 生まれる笑顔≫
須磨区でも、多くの「ありがとう」で明るい笑顔の街にしたいと思います。
これからも地域の方々の頑張りに応えることができるよう、誰もが安心・安全に暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。
神戸市では、地下鉄名谷駅周辺において、商業・業務機能、行政機能、文化・子育て環境等の充実を図る整備を進めるとともに、駅周辺の住宅整備を強化し居住人口を増やす「名谷活性化プラン」を進めています。
今年3月には、大丸須磨店4階に名谷図書館が開館し、多くの家族連れの方、学生、高齢者の方などに利用していただいています。今後、名谷駅ビルのリニューアル、須磨パティオのリニューアル、集合住宅の新設、落合中央公園のリニューアルなどに取り組み、子育て世代に優しい環境づくりを中心に多世代共生のまちとなるよう、更なる魅力向上を図ります。
活性化プランでは、行政機能として現在の「北須磨支所(名谷センタービル4・5階)」が「乳幼児健診スペース(名谷駅ビル2階)」と離れて立地し、両施設ともスペースが狭いことから、これらを移転・統合し、子育て支援機能の強化をはじめとする来庁者へのサービス向上を図っていきます。今回、北須磨支所の移転・統合を進める上での参考とするため、市民アンケートを実施します。アンケートのご協力をお願いいたします。
6月9日記者資料提供
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