ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年1月 > 神戸わたくし美術館コレクション展4「時は流れ なびく 変化する~堀尾貞治と3人のゆかりのアーティスト~」の開催
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記者資料提供(2023年1月20日)
長田区総務部まちづくり課
長田区では、身近な場所で音楽やアートに触れる機会を増やすとともに、長田で展開する多様な芸術活動を支援しています。
このたび、長田区役所7階で、神戸わたくし美術館及び堀尾貞治さん(画家)にゆかりのある現代作家3名、ワダコウゾウさん・薮内舞さん・滑川みざさんの協力による企画展「時は流れ なびく 変化する~堀尾貞治と3人のゆかりのアーティスト~」を開催いたします。
※第16回長田文化賞受賞者展と同会場、同日開催です。
日 時|令和5年2月26日(日曜)~3月5日(日曜)※土日も入場可。
9時00分~17時00分(最終日のみ15時00分まで)
場 所|長田区役所7階
料 金|無料
アクセス|阪急神戸高速線 高速長田駅下車3分
市営地下鉄長田(長田神社前)駅下車5分
展示の開催期間中、出展アーティストのワダコウゾウさん・薮内舞さん・滑川みざさんが随時、作品を制作している様子をご覧いただけます。
一部、鑑賞者も気軽に制作に携わって頂ける参加型の作品もございます。足を運ぶ度に変化し続ける作品をお楽しみください。※制作は不定期で行いますのでご了承ください。
鑑賞者の作品の見方を大切にしながら、NPO法人芸法及び市職員が展示作品について解説を行います。
日 時|令和5年2月26日(日曜)~3月4日(土曜)
14時00分~(30分程度)
先 着|10名程度
わたくし美術館館長の三浦徹さんと、出展アーティストのワダコウゾウさん・薮内舞さん・滑川みざさんによるトークイベントを行います。
堀尾貞治さんにまつわるエピソードや、ご自身の作品についてのテーマやコンセプト、今後長田で活動を行っていくにあたっての展望などを語って頂きます。
※当日会場にて受付
日 時|令和5年3月5日(日曜)13時40分~14時30分
料 金|無料
集合場所|長田区役所7階エレベーターホール前
先 着|20名
(作品制作中の堀尾貞治)
1939年神戸生まれ。
中学を卒業後、三菱重工神戸造船所に勤めながら美術活動を行う。戦前の前衛美術運動をリードした具体美術協会の一員となり、1972年の解散まで参加。1985年から「あたりまえのこと」を主題に制作を続けた。定年後は年間約100回に及ぶ個展、グループ展、パフォーマンスなどを行った。
(生野ルートダルジャン芸術祭2020での展示作品です。)
本人が10代の頃より堀尾貞治さんと親交があり、生前ずっと師事してきた。作風も具体美術協会の精神性から影響を受けており、パフォーマンスアートやハプニング、インスタレーションなど多岐に渡る。
また、使用する素材として廃棄される素材や流木などが多く、それらを組み合わせて新たなオブジェを創作する。
主な活動拠点は神戸市内が多く、国内のギャラリーや芸術祭に多く発表してきた。
(作品制作中の薮内舞)
高槻市出身・在住。
関西のギャラリーを中心に作品を発表。小さな平面での抽象画のシリーズも作成するが、それ以外にマスキングテープやカラーテープなどを使用した大規模なインスタレーションも数回実施。パフォーマンス要素の高い公開制作の場も多く、場での出会いやコミュニケーションを大切にしながら活動。
堀尾貞治さんとも交流があり、様々な神戸界隈での発表にも参加。また、今年度開催の大正筋シャッターアートにも参加。
(瀬戸内芸術祭2022での展示作品です。)
神戸生まれ。丸山の自然に包まれてスクスク育つ。人間社会に興味を持ち大阪大学人間科学部社会学科へ。卒業後、表現手段としてアートを選択。大阪市立美術研究所でデッサンを学ぶ傍ら銅版画を始める。
1995年渡米。ニューヨークを拠点に2004年まで制作発表を行う。この間、作品は銅版画から立体・ドローイング・プロジェクト作品へ変貌。帰国後はインスタレーション・プロジェクト作品を中心に日本・ヨーロッパで発表。
堀尾貞治さんとも交流関係があり、生前活動を共にしてきた。
元医師である館長の三浦徹さんが、昭和8年に祖母が建てられた元旅館である木造建築の自宅を開放する形で2000年に開館したアットホームな私設美術館です。三浦さんの若かりし頃からの美術収集品を展示しています。絵画や陶芸を多数所蔵しており、定期的に企画展が開催されます。
※入館には事前に予約が必要です。
住 所 |神戸市長田区西丸山町2-7-5
TEL・FAX|078-621-0366
料 金 |無料
アクセス |神戸電鉄丸山駅下車5分
市バス西丸山町3丁目下車3分
市バス丸山町3丁目下車3分
主催|長田区役所
協力|神戸わたくし美術館
運営|NPO法人芸法