木製農具など(もくせいのうぐ など)
時代 | 古墳時代末 |
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出土場所 | 白水遺跡 |
使用用途 | 農具・織具・祭祀具 |
素材 | 木 |
寸法 | 9〜107.8cm |
この資料についての説明
白水遺跡は、明石川の支流である伊川下流の北岸に位置し、標高約14〜16mの沖積地および段丘上に立地しています。 平成5〜6年度の発掘調査で自然流路の中から、古墳時代中期の須恵器、土師器と共にたくさんの木製品や自然木が出土しました。木製品は、平鍬・杵・木錘・木鏃や、機織(はたおり)に使われたと考えられる道具です。木鏃は先端の矢じりの部分と、柄の部分を一本のヒノキ材でつくった矢で、実用品ではなく、お祭りに使ったものと考えられています。