青銅鏡と土師器(せいどうきょう と はじき)
時代 | 古墳時代前期 |
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出土場所 | 長田神社境内遺跡 |
使用用途 | 威信財、貯蔵容器 |
素材 | 青銅・粘土(土師器) |
寸法 | 鏡 直径6.2cm 土師器 高さ15cm |
この資料についての説明
長田神社境内遺跡は、長田神社を中心に長田区宮川町から、市営地下鉄長田駅北側付近まで広がっており、苅藻川によって形成された標高約11〜18mの扇状地に立地しています。 大正15年、長田神社境内の工事で発見された遺跡です。平成9年度の発掘調査で、弥生時代の終わり頃から古墳時代前期初頭の竪穴住居が見つかりました。この住居の中から、弥生土器壺・甕・高坏などの多量の土器とともに、小形ぼう製鏡が1面出土しました。小形ぼう製鏡は、中国の前漢の鏡を真似てつくられた日本製の青銅鏡です。