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おやこでBOUSAI<防災>in NADA2022(令和4年2月24日)

最終更新日:2022年2月25日

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2月23日(祝日・水曜)、灘区民ホールで「おやこでBOUSAI<防災>in NADA2022」が開催されました。この主催者である「なだっこプロジェクト実行委員会」は、主に灘区の子どもたちの文化芸術活動推進を図ることを目的に、灘区民ホールのもとで地域の芸術家や住民が集い組織された団体です。特にこの事業は「防災」をテーマに区民や周辺地域から公募したスタッフが中心となって作り上げられたイベントで、今回3回目の開催となりました。

 

当日は、絵本「5さいのぼうさい」の原画展と、それに合わせて作者のひろせみほさんのトークと読み聞かせがありました。この絵本は、5歳の時に阪神・淡路大震災を経験されたひろせみほさんが、当時の出来事や思い出をもとに、次世代の子どもたちに命を守ることの大切さなどを伝えたいという思いで製作されたものです。「震災」というテーマになると、どうしても暗くて怖いイメージが付きまといますが、小さな子どもたちが絵本を見ても怖がることが無いよう、優しい色合いのタッチで描かれています。
 

原画展
読み聞かせ



5階ホールでは、かば☆うまさんによる「BOUSAIコンサート」もありました。かば☆うまさんは現役保育士さんのユニットです。楽しい遊びうたで子どもたちと一緒に踊ったり歌ったりしながら、「ぼうさいたいそう」では震災時に命を守る行動の大切さなどを伝えていらっしゃいました。とても楽しいパフォーマンスで会場全体が盛り上がっていました。

コンサート

1階ロビーではクイズラリーもありました。災害にあった際、命を守るためにどのような行動をとればよいのかを教えてくれるパネル展示があり、それを見ながら10問のクイズに答えるものでした。私も参加し、1問間違えてしまいましたが、8問以上の正解者にいただける景品(冷蔵庫に貼っておける小さな懐中電灯)をいただき、早速家の冷蔵庫に貼りました。また昼からは、「稲むらの火」など、童話や民話、防災をテーマにした紙芝居もありました。

このように盛りだくさんの内容で開催された防災教育イベントでしたが、小さい頃から親子で楽しく、一緒に防災を学ぶ取り組みは、大変貴重な機会だと思います。特に灘区は、六甲山、摩耶山、都賀川など自然に恵まれたところであるため、日常生活の中でも常に災害を意識しておくことが求められます。

区としても、関係者の皆さんと力を合わせ、これからも防災教育に取り組んでいきたいと思います。

お問い合わせ先

灘区総務部地域協働課