最終更新日:2022年2月3日
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今年も2月2日(水曜)から6日(日曜)まで、原田の森ギャラリー東館1階展示室で「灘区シルバーアート展」を開催しています(主催:灘区老人クラブ連合会、灘区役所)。私も2日に早速お邪魔してきました。
この事業は、生涯学習と生きがいづくりのため、灘区在住・在勤の高齢者の方を対象に、毎年作品を公募し、日ごろの成果を発表していただく場として開催しています。今年が28回目の開催です。
会場には、35名の方が出展された50点の作品が展示中で、最高齢は93歳の方です。作品にはそれぞれお名前と年齢が書かれているのですが、ざっと拝見していると80代の方も多く、皆さんがお元気に創作活動にいそしまれているご様子を頭の中で思い描くと、同世代の親を持つ身として、心がホッと穏やかになりました。
今年は初めて絵手紙の展示もされており、私もじっくり拝見させていただきました。絵手紙は私もいつかやってみたいことのひとつです。紙面にあふれんばかりののびやかな絵と、思わず唸りたくなるような、味のある一言。制作にあたり、いろいろ考えるのが楽しいだろうなと思います。
90歳の方が、2年前から絵を描くことを始めたと書いていらっしゃいました。88歳から新しいことに挑戦されるエネルギーに感服しました。
皆さんの作品を拝見していると、高い技術力とともに、大らかで瑞々しく、個性的で味わい深い印象を受けました。年齢を重ねられて醸成されたお人柄が作品ににじみ出ているのだろうと思います。私もそういう人柄になれるよう、頑張っていきたいと思います。