最終更新日:2021年11月17日
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11月13日(土曜)、六甲道南公園で「灘・夢ナリエ」が開催されました。今年19回目となるこのイベントは、例年夏に開催されてきましたが、コロナ禍の影響で、昨年、今年と2年連続、11月開催となりました。この日は、昼過ぎに一瞬、暗い雲が垂れ込めましたが、夕方までにはきれいに晴れて青空になり、あかりのイベントにはうってつけの天気となりました。
あかりとして、区内の子ども、高齢者の皆さんから920枚の絵をお寄せいただき、4日間かけて絵に枠を取り付けて行灯に仕上げたり、酒瓶に貼り付けたりしました。当日は14時に集合し、行灯、酒瓶を会場に並べ、ペットボトルの中に水を入れて小さなろうそくを浮かべ、それに火をつけていく作業を行いました。16時のスタート時はまだ明るくて、ほのかなあかりがよく見えませんでしたが、17時を過ぎると周囲も暗くなり、会場全体にほんのりしたあかりが広がり、華やかで幻想的な雰囲気に包まれました。
今年は区政90周年という節目の年でもあることから、会場内に90周年写真展を設けました。親子連れで「昔はこんなんやってんや~」と話をしたり、60代の方々が「ああ、懐かしいなあ」と話したり、世代によってさまざまな楽しみ方をされていました。
コロナ禍前は7月開催で、婦人会の皆さんによる盆踊りもあったのですが、今はそれが難しいので、地区ごとに柄の違う浴衣を着た人形たちを並べて、音楽に合わせて、LEDのあかりの揺らぎで踊ってもらいました。また、区内の地図上に、うちの職員が作った、各小学校の紙模型を置きました。写真等をもとに立体的に作ったもので、学校が設立されて何年たったかも記載しました。こどもたちに大人気で、自分の小学校の位置を確認したり、区内で一番古い小学校がどこなのかを探したり、楽しんでおられました。
あわせて、婦人会の浴衣の展示もしました。地区ごとや、神戸まつり用など、さまざまな柄の浴衣が並び、さらに松蔭女子大学の学生さんがデザインされたゆかたも展示され、会場に華を添えました。
さらに赤十字奉仕団による募金活動も行い、16時から19時半の短い時間でしたが、4万円を超える募金をいただきました。ありがとうございました。
行灯等の作成、イベントの準備、運営、片付け、お掃除と、何から何まで灘・夢ナリエ実行委員会の皆さまには大変お世話になり、本当にありがとうございました。おかげさまで、子どもたちにとって、大変思い出に残る良いイベントになったと思います。本当にお疲れ様でした。