最終更新日:2021年10月14日
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毎年恒例、摩耶山を家族で楽しむ事業「まや山ファミリーアドベンチャー」を、10月10日(日曜)に開催しました(摩耶山を守ろう会と灘区役所の共催)。今年も昨年同様コロナ禍の中、通年とは少し形を変えて実施しました。掬星台での受付混雑を避けるため、グループごとに受付時間をずらし、参加者の方全員に体温測定をお願いするなど、感染防止対策も取りました。
9月末まで緊急事態宣言が継続し、学校での運動会も中止や別の形での開催になっているこの時期に、「まや山ファミリーアドベンチャー」を開催しても良いものか、関係者一同とても悩みましたが、晴天の下、子どもたちののびのびと楽しそうな表情を拝見し、やはり開催して良かったとしみじみ思いました。
当日はまず掬星台で受付を済ませた後、山上5カ所で摩耶山にちなんだクイズを解き、4カ所のチェックポイントを経たあとゴールの自然の家に向かうという行程でした。ゴールをしたあとはそれぞれお弁当を食べ、昼からは、カヌー、アーチェリー、クラフト(ハロウィンのリースづくり)を体験していただきました。
私も少しの距離でしたが、皆さんと一緒に歩かせていただきました。道端に落ちている栗や松ぼっくりを拾ったり、写真を撮ったりしながらハイキングを楽しみ、チェックポイントのひとつである摩耶山天上寺ではフジバカマの花に群集しているアサギマダラ(蝶々)の様子に驚き、アーチェリーなど初めての体験では緊張した表情で一生懸命挑戦している子どもたちの様子は、心温まるものでした。アーチェリー体験で、先生の手ほどきを受けた後、小さな子どもさんがいきなり「隣」の的の真ん中を射当てたのに驚きました。
この事業は摩耶山を守る会と区が協力して長年実施しているもので、婦人会、つくばね登山界、楽生会、松蔭女子大学の方々に準備から当日の運営まで、多大なご協力をいただきました。心からお礼申し上げます。夏のように暑い中、一日お疲れ様でした。