ファミリー映画会を開催しました（令和3年10月4日）

例年、家族のきずなを深める機会として、六甲道南公園で屋外開催している「たそがれの六甲道ファミリー劇場」は、今年も新型コロナウィルスの影響で開催することができず、その代わりとして灘区文化センターにて屋内の「ファミリー映画会」を開催しました。

10月3日当日は、午前、午後と2回「ドクター・ドリトル」という映画を上映し、合計で44家族、111名が鑑賞されました。動物の言葉がわかるドリトル先生が他人との交流を避けてひっそりと動物たちと暮らす中で、病に倒れた女王の命を救うために唯一の治療薬を伝説の島まで動物たちと探しに行き、途中さまざまな障害にあいながら無事薬を手に入れて女王の命を救うという冒険物語でした。

スクリーンに映し出される、オウムやホッキョクグマ、ゴリラ、トンボなど、子どもたちにとって馴染みの深い動物たちの活躍を、みんなじっと静かに見ていましたが、暗い洞窟の中でいきなり龍が現れて暴れるシーンでは、その様子に驚いた子どもさんが泣き出すなど、微笑ましい雰囲気の中での映画会となりました。

この映画会の開催は、灘地区青少年育成協議会の皆さんのお力によるものです。映画会の企画まで話し合いを重ね、当日は椅子並べなどの会場設営や参加者の受付案内など、熱心に活動していただきました。午前の部が終わるや否や、イスの消毒活動など午後の部に向けた準備が速やかに始まるなど手際のよい活動の様子を拝見して感動しました。

コロナ禍でなかなか人が集まるイベントが開催しづらく、この映画会についても緊急事態宣言中であれば開催できないものでしたが、9月末で宣言が解除されたため、開催できることになりました。こどもさんたちも保護者の方も、久しぶりのイベントを楽しみにされていたご様子で、楽しんでいただけて本当に良かったです。灘地区青少年育成協議会の皆さま、お疲れ様でした。本当にありがとうございました。