最終更新日:2022年4月15日
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“社会を明るくする運動”を皆さん、ご存じでしょうか?犯罪・非行の防止や犯罪・非行をした人が立ち直るには、一般市民の理解と協力が不可欠であるという考えのもと、犯罪や非行の無い、安全で安心な明るい地域社会を築くために、昭和26年から始まった全国的な運動です。
その運動を推進するため、灘区でも、保護司会や更生保護女性会等を含む20の団体(令和3年7月現在)で「社会を明るくする運動灘区推進委員会」(現在の名称)を構成し、昭和52年からこの運動に取り組んでいます。
保護司の皆さんは、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える取り組みをボランティアでやっていらっしゃいます。それぞれの地域において、保護観察官と協働し、保護観察を受けている人と面談、指導、助言をしたり、刑事施設や少年院に入っている人の生活環境の調整、さらに犯罪予防活動などに取り組んでいただいております。責任が重く大変なお仕事ですが、皆さん熱心に活動してくださり、大変ありがたくいつも感謝しております。
7月が、“社会を明るくする運動”強調月間・再犯防止啓発月間となるため、灘区でも例年この時期に、灘区民ホールにて「社会を明るくする運動区民集会」を開催し、内閣総理大臣等のメッセージ(代読)や大会宣言、作文コンテストに入賞した学生による朗読等を行っています。
今年は、昨年に引き続き、コロナ禍の影響で区民集会の開催を中止とし、その代わりに街頭でPR活動を実施することになりました。7月15日はJR六甲道駅周辺で、7月30日は水道筋商店街で、「社会を明るくする運動灘区推進委員会」の皆さまが、感染防止対策を取る中で、PR用パンフレットや除菌シートなどを袋詰めしたものを、道行く人に配布しました。私たち区役所職員も参加させていただきました。こういう地道な運動を積み重ねる中で、少しでも多くの方に「社会を明るくする運動」を知っていただければと願っています。