新年のごあいさつ（令和3年1月1日）

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

新年にあたり、区民の皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

皆さまは、新たな年を迎え、どのような1年であって欲しいと願われたでしょうか。

昨年はコロナ禍で日常生活が多大な影響を受けた1年でした。4月7日に緊急事態宣言が発令され、区民の皆さまには手指消毒、マスク着用、「三密」回避、外出自粛のほか、区役所への来庁をお控えいただくようお願いする事態となりました。学校が休校となり、多くの事業が中止、延期。お店が営業を停止され、まちを往来する人が激減し、活気が無くなっていくまちの様子を見て、この先どうなることか心配でたまらない日々でした。

一方、過酷な状況の中、必死に現場で奮闘されている医療従事者の皆さんの姿に胸を熱くし、心より感謝と尊敬の念を抱きました。また、マスクを夜なべでたくさん手作りしてくださったり、医療従事者応援ファンドなどに多くの善意を寄せていただいたりと、人の心の温かさを改めて強く感じる日々でした。普段の何気ない日常生活がどれほど貴重なものかを思い知り、感謝の言葉をたくさん口にした1年でした。各地域におかれましても、いろいろ制約がある中で、前向きに「やれることをやろう」というお気持ちをもって、心をひとつにさまざまな活動を続けていただきました。本当にありがとうございます。

今年は一日でも早くコロナ禍が落ち着き、明るく平穏な年となるよう切に願っております。区民の皆さまが安心して暮らせるまちとなるよう、職員一同引き続き頑張ってまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。