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8月19~21日の3日間、5名のインターンシップ生が灘区役所に来られました。将来の就職先として地方自治体を選択肢に入れていらっしゃる学生さんが、公務員はどんな仕事をしているのか、実際に職場体験されることは大変意味があることだと思います。灘区の若手職員が一生懸命に実習プログラムを考え、3日間つきっきりでインターンシップ生のお世話をしてくれました。
初日19日は、オリエンテーションを実施後に、五毛婦人会の皆さんと区職員の懇談会を見学してもらいました。さまざまな地域課題のご指摘、ご要望に対して区職員がお答えする場面、やり取りは、学生さんにとっても大変貴重かつ緊張した場であったようです。地域課題のひとつに空き地や空き家の問題がありますので、その現場も見てもらい、地域の皆さんが何にお困りなのかを実感してもらいました。
二日目は、区役所の広報活動の体験をしていただきました。実際に、区のFacebookに記事を書いて掲載するまでの流れを体験してもらうため、取材として摩耶山、水道筋商店街を訪れ、さらにパラリンピックの正式種目である「ボッチャ」も体験してもらいました。彼らに記事を書いてもらいましたので、ぜひご覧ください。
三日目は、「ロゲイニング」の企画、避難所運営資材のチェックと整理作業を経験していただきました。ロゲイニングとは、地図上に設定されたチェックポイントを制限時間内に多く巡り、獲得した合計点を競うスポーツですが、実際に区内で行うとすればどうすればいいかを企画してもらいました。また、避難所運営資材のチェック・整理作業は、将来、防災などの部署で働きたいと思っている学生さんに好評でした。
実習の終わりとして、私も入って3日間の活動報告をしてもらい、私や総務部長からコメントさせていただいた後、しばらく質問タイムとしました。学生さんからは、「どの業務にも『市民第一』という考えがあると感じた」「実際に働いている職員を通して、肌で仕事を体感することができて貴重な体験だった」などの感想をいただき、公務員として働くご自身の姿を明確にイメージするのに少しはお役に立てたかなとうれしく思いました。
学生の皆さん、お疲れさまでした。また、実習を受け入れお付き合いくださった地域の皆様、お世話になり本当にありがとうございました。
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