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更新日:2020年10月29日

輸入食品とその安全確保

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現在、我が国では、農林水産省の食料自給率表によると、消費する食品の約6割(カロリーベース)を輸入食品に頼っており、先進諸国の中では自給率の低い国です。

輸入食品の問題点について

ウナギの産地偽装やメタミドホス、ジクロルボス等の有機リン化合物(農薬)の混入、事故米不正転売など、過去に様々な問題が発生したこともあって、輸入食品に対する安全性については多くの消費者が不安をもっています。

法制度の違いによる問題

食品について、例えば食品添加物の使用方法や農薬の残留基準など法律で定めていますが、この内容が国によって異なる場合があるため、輸出国で合格しても日本では不合格となる場合があります。

気候、自然、衛生状況の違いによる問題

例えば、カビ毒の一種であり発ガン性を有するアフラトキシンは、国産品にはほとんど見つかっていませんが、輸入された香辛料やナッツ類から検出される場合があります。

輸送、貯蔵による問題

船舶で輸送される場合は、時間がかかることや熱帯地域を通過してくることなどにより、輸送中の管理に不備があると腐敗やカビの発生をまねくおそれがあります。
また、日本に陸揚げ後、長期間貯蔵される場合があり、貯蔵中の管理が悪いと品質が低下することもあります。

輸入食品の安全対策について

では、輸入食品の安全確保のためにどのような対策が行われているのでしょうか。
食品の輸入から国内に流通するまでの流れとともに見てみましょう。
検疫所では、食品等輸入届出書に添付された食品の製造工程、原材料、使用添加物などの記載を審査し、必要に応じて検査を行います。
検査の結果、不合格となった食品は、輸出国への積み戻しや廃棄等の措置がとられ、国内では食品として流通することはありません。
検疫所の検査で合格となった食品は、関税法上の手続を経た後、はじめて国内への流通が認められます。
しかし、年間約3,241万トンもの輸入食品を全量検査することは不可能であり、国内に流通した後に違反等が明らかになる場合もあります。
国内を流通している食品の監視は各自治体の役割になります。

神戸市の対策について

神戸市内を流通している輸入食品については、神戸市が監視や検査を行います。
また、他の自治体で発見された違反食品が神戸市内に流通したり、その逆の場合もありますので、自治体間で情報をやりとりし、違反又は不良食品の発見、排除に努めています。

お問い合わせ先

市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください

電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314

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健康局食品衛生課 

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