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更新日:2020年10月29日

食品添加物ってなあに

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古くから私たちは天然に存在する様々な物質を、食品を長持ちさせる、味を良くする、色や香りを付ける等の目的で利用してきました。これが食品添加物の始まりです。
現代の食生活においても食品添加物が果たす役割は大きく、これらを上手に活用することによって、私たちは食生活を豊かなものにすることができます。

食品添加物とはどういうものですか?

食品衛生法では「添加物とは、食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用する物をいう。」と定義されています。

食品添加物はどんな目的で使われますか?

食品添加物は、用途により大きく分類すると次のようになります。

  • 食品の保存性を良くし、食中毒を防止するもの
  • 食品の風味や外観をよくするもの
  • 食品の製造や加工に不可欠なもの
  • 食品の栄養価を高めるもの

食品添加物には、どのようなものがありますか?

我が国では厚生労働大臣が認めたもの以外の食品添加物は使用することができません。
これはポジティブリスト制とよばれる制度で、同時に食品ごとに使用方法や使用量が細かく決められています。
現在使用が認められている食品添加物は次のとおりです。

  • 指定添加物(466品目:令和2年6月18日現在):厚生労働大臣が指定した食品添加物
  • 既存添加物(357品目:令和2年2月26日現在):長年の使用実績により現在でも使用が認められている食品添加物(かつては天然添加物と呼ばれていたもの)
  • 天然香料(612品目:令和元年8月1日現在):植物や動物から得られる香料
  • 一般飲食物添加物(72品目:令和元年8月1日現在):食品添加物としても使用されることがある食品

※現在使用が認められている既存添加物についても随時見直しが行われており、安全性に疑問が生じたり、使用実績のない食品添加物は、既存添加物名簿から消除されます。

食品添加物の使用の原則

「食品添加物はできる限り使用しない」
「使用する場合は必要最小限の量に」

食品添加物の安全性はどのように決めますか?

動物や微生物や細胞などを使った様々な実験をもとに、発がん性などが認められないかどうかを確認するとともに、一生涯食べ続けても実験動物に有害な変化が見られない量を調べます。
これに実験動物と人との違い、個体のばらつきを考慮し、100分の1から500分の1の安全率をかけ、一日許容摂取量(ADI)を決定します。
この一日許容摂取量を参考に、食品添加物の使用量の上限が設定されています。

食品添加物はどのように表示しますか?

次のルールに従って表示されています。

  • (1)食品添加物の物質名を表示する。
    (例)プロピレングリコール、グルコン酸銅 等
  • (2)保存料、甘味料など、よく使われる8種類の用途については、物質名とともに用途名も表示する。
    (例)保存料(ソルビン酸)、甘味料(サッカリンNa)、着色料(赤2)、糊料(アルギン酸K)、酸化防止剤(BHT)、発色剤(亜硝酸Na)、漂白剤(亜硫酸Na)、防かび剤(OPP)等
  • (3)特定の14の用途については物質名による表示を省略し、使用の目的を表す一括名で表示できる。
    (例)イーストフード、ガムベース、かんすい、苦味料、酵素、光沢剤、香料、酸味料、軟化剤、調味料※、豆腐用凝固剤、乳化剤、pH調整剤、膨張剤 等

※調味料については、アミノ酸、核酸、有機酸、無機塩の4グループに分類され、そのグループ名を()内に表記する。

輸入食品の食品添加物は大丈夫ですか?

国により使用が認められている食品添加物は異なります。
わが国は食料の約6割を輸入に頼っているため、わが国で使用が認められていない食品添加物を使用した食品が持ち込まれることがあります。
これらは検疫所において検査を行い、わが国の基準に適合しない場合は、廃棄等の措置がとられます。
また自治体においても国内で流通する輸入食品を計画的に抜き取り検査しています。

食品添加物の摂取量はどれくらい?

私たちが実際に摂取している食品添加物の量を国が調査しています。
平成29年度は、20歳以上の喫食量に基づき、酸化防止剤、防かび剤、製造用剤及び結着剤の一日摂取量の調査が実施されました。
その結果、いずれも一日許容摂取量(ADI)を大きく下回っており、これらの食品添加物については安全性上、特段の問題はありませんでした。

神戸市では食品添加物の検査を実施していますか?

神戸市では、市内の製造所で作られた食品や市場、量販店などを流通する食品について、神戸市食品衛生監視指導計画に基づき、衛生監視事務所及び中央卸売市場の食品衛生検査所が抜き取り検査を実施しています。

検査の内容は

  • 使用が認められた食品添加物が基準内の量で使われているか
  • 不適切な食品添加物が使用されていないか

などですが、あわせて適正に表示が行われているかも確認します。

違反が発見された場合は

当該商品の回収を命じたり、表示が不備な場合は適正表示を行うよう指導しています。

お問い合わせ先

市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください

電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314

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健康局食品衛生課 

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