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更新日:2020年8月20日

食品の表示を見てみましょう

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食品を購入するとき、「誰が作ったのか」、「どんな添加物が使用されているのか」と疑問に思ったことはありませんか。そんなときは、食品の表示をじっくり見てみましょう。
表示には、正しく食品の内容を理解し、選択し、適正に利用するうえで大切な情報がたくさん含まれています。
食品の表示方法は、食品衛生法のほか、JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)、景品表示法、健康増進法など様々な法令で定められていましたが、平成27年4月1日より「食品表示法」が施行され、食品衛生法、JAS法及び健康増進法の3法の表示に関する規定が一元化されました。
表示内容は由来する元の法律により衛生事項(食品衛生法)・品質事項(JAS法)・保健事項(健康増進法)に分けられています。
ここでは、衛生事項について、その読み方の概要をご案内いたします。

表示を見てみましょう

  • 基準に合う表示のない食品等を、販売することはできません。
  • 表示は邦文で、理解しやすい用語で正確に行います。また、包装を開かなくても容易に見られるように行う必要があります。
  • 公衆衛生に危害を及ぼすような虚偽あるいは誇大な表示等は禁じられています。

原材料名からわかること

この欄には、原則として全ての原材料と、その後に全ての添加物が、使用した重量の多い順に記載されています。

原材料の表示について

詳しくは消費者庁ホームページの「食品表示」をご覧ください。

添加物の表示について

添加物は、次のいずれかの方法で表示されています。
新基準では、添加物と添加物以外のどちらかがわかるように、「添加物」の項目名を設けて表示するか、原材料名欄に記号(スラッシュなど)で区分して表示するか、改行して表示するなど明確に区分したうえで、添加物に占める重量の割合の高いものから順に表示することになっています。

物質名で表記されるもの

添加物の表示は、化学物質名による表示が原則です。
なお、一般に広く使用されている名称(簡略名)がある場合は、その名称を使用しています。
例えば、L-アスコルビン酸(又は簡略名であるビタミンC、V.C)となります。

物質名と用途名を併記されるもの

次の8種類の目的で添加物が使用されている場合は、物質名と目的を示す「用途名」が併記されています。
甘味料、着色料、保存料、糊料(又は増粘剤、安定剤、ゲル化剤)、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防かび剤(又は防ばい剤)
例えば、保存料であるソルビン酸カリウムを表示にする際には『保存料(ソルビン酸K)』となります。

物質名に代えて一括名が表示されるもの

次の14種類の目的で添加物が使用されている場合は、物質名に代えて使用の目的を表す「一括名」で表示することが認められています。
イーストフード、ガムベース、かんすい、苦味料、酵素、光沢剤、香料、酸味料、軟化剤、調味料、凝固剤、乳化剤、pH調整剤、膨張剤

表示が免除されるもの

添加物を使用する場合であっても、次の3つの場合は表示が免除されています。

  • (1)「加工助剤」(製造段階で使用したが、最終製品に存在しないか、存在しても天然由来と差異のないレベルのものです。)
  • (2)「キャリーオーバー」(原材料から持ち越されたが最終製品で微量となり、効果も有しないものです。)
  • (3)「栄養強化の目的で使用された添加物」(これにはビタミン類やミネラル類などが該当します。)

含まれているアレルギー物質がわかります

特定原材料として、表示が義務付けられているアレルギー物質は7品目あり、これは、卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かにが該当します。また、特定原材料に準ずるものとして、表示が勧められているアレルギー物質は21品目あり、これは、アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチンが該当します。
新基準では、旧基準で認められていた特定加工食品(アレルギー物質が含まれていることが明白な食品、[例]マヨネーズ、うどんなど)、拡大表記(代替表記(表記方法や言葉は異なるが、特定原材料と同一であることが理解できる表記、[例]卵→玉子、落花生→ピーナッツ)、特定加工食品の名称を含んでいる食品、[からしマヨネーズ、焼うどんなど]の表記方法は廃止され、食品に含まれる特定原材料は全て表示します。
個々の原材料の直後に()書きする方法(個別表示)を原則とし、原材料の最後にまとめて()する方法(一括表示)の場合は、改めて食品に含まれる全ての特定原材料が表示されています。

遺伝子組換え作物が使用されているかどうかわかります

「遺伝子組換え技術」を応用して品種改良された農産物を原材料とした食品については、安全性が確認されたものだけが食品として商品化されています。
表示場所は原材料名又は名称の欄で、表示の対象となるのは8作物(大豆、とうもろこし、ばれいしょ、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜及びパパイヤ)と、これらを原材料とする加工食品のうち現在の技術で検出可能とされている33食品群です。
なお、表示が省略できる場合として、しょうゆ、大豆油、コーン油等の食品中において、組換えDNAおよびこれにより生成したたんぱく質が除去、分解されているもの、並びに、原材料の重量に占める割合が上位4位以下、もしくは、5%未満のものがあります。

消費期限・賞味期限からわかること

「消費期限」と「賞味期限」は、言葉は似ていますが意味は異なります。

  • (1)「消費期限」とは、定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の衛生上の危害が発生するおそれがないと認められる期限です。対象となる食品の例としては、弁当、サンドウィッチ等の調理パン、そうざい、生菓子類、食肉、生めん類、生かきがあげられます。表示方法は、「年、月、日」の順番で表示されます。なお、品質が急速に劣化する食品が対象ですので、消費期限を過ぎた食品は、衛生上の危害(健康被害)を生じる恐れがあるので注意が必要です。
  • (2)「賞味期限」とは、定められた方法により保存した場合において、期待される全ての品質特性が十分に保持されると認められる期限です。対象となる食品の例としては、スナック菓子、即席めん類、缶詰、牛乳、乳製品があげられます。表示方法は、「年、月、日」の順番で表示されますが、品質が保たれる期間が3ヵ月を超える食品は、「年、月」だけの表示も可能です。なお、品質の劣化が比較的緩やかな食品が対象なので、賞味期限を過ぎた食品でも、直ちに衛生上の危害が生じるわけではありません。

また、お酒、ガラス瓶やペットボトル等入りの清涼飲料水、アイスクリーム、チューインガム、砂糖、食塩のように品質の劣化がきわめて少ない食品は、期限を省略できることになっています。

保存方法からわかること

保存方法は、食品の品質や安全性を十分に保持するための保存条件を示しています。
記載されている保存温度を超える温度で保管したり、包装を開封したりすると食品の劣化は早まりますので、開封後は早く食べましょう。

製造者からわかること

食品関連事業者のうち表示内容に責任を有する者の氏名又は名称及び住所を表示し、製造所又は加工所が異なる場合は、併せて製造所等の所在地(輸入品にあっては輸入業者の営業所所在地)及び氏名又は名称が表示されています。

製造所固有記号について

原則として、旧基準で認められていた「製造所固有記号」(製造所の所在地をアルファベットや数字などで表示)による表示を使用せず、同一製品を2以上の製造所で製造する場合のみ、例外的に製造所固有記号を使用できます。

表示義務のない食品について

容器包装に入れられていない食品は表示義務がありません。また、容器包装が小さく、その面積が30平方センチメートル以下の食品は、衛生事項のうち、名称・保存方法・消費期限又は賞味期限・アレルゲン・L-フェニルアラニンを含む旨は省略できませんが、添加物・製造所等の所在地及び製造者等の氏名又は名称・遺伝子組換え食品に関する事項表示を省略できます。
また、店頭でお客様の求めに応じて、容器に詰めて販売する場合も、表示義務はありません。お客様(消費者)からその商品の内容について聞かれてもすぐに答えられる立場にあることから、あえて表示を義務づける必要性がないとされています。

食品の表示(リーフレット)

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