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更新日:2020年10月29日

遺伝子組換え食品ってなあに

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遺伝子組換え食品とは

私たちは昔から、食料を効率よく確保するために自然界に存在するいろいろな植物、動物を交配などによって改良してきました。日常の生活で食べている野菜や家畜などほとんどのものは、何世代にも渡る交配などによって作られたものです。
遺伝子組換え食品とは、他の生物から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、その性質を持たせたい植物などに組み込む技術(遺伝子組換え技術)を利用して作られた食品です。この技術により、効率的に短時間で有用な遺伝子を持つ新品種を作ることができます。害虫に強い品種や除草剤の影響を受けない品種などが作られています。

安全性チェックの仕組み

遺伝子組換え食品はこれまでなかった食べ物なので、「本当に食べ続けて大丈夫だろうか」「アレルギーを起こさないだろうか」「申請者が作ったデータだけでチェックして大丈夫だろうか」といった不安を感じている消費者もいます。

このため遺伝子組換え農産物の食品としての安全性について、世界保健機構(WHO)や国連食料農業機関(FAO)において議論されてきました。わが国では内閣府に設置された食品安全委員会において食品の安全性評価基準を定め、これを基に安全性の評価を行っています。

安全性審査を受けていない遺伝子組換え食品の製造、輸入、販売等は禁止されています。
万が一、安全性が確認されていない遺伝子組換え食品が市場に出回った場合には、廃棄命令、回収命令、輸入食品の本国への積戻し命令の行政処分ができることになっています。

わが国で安全性が確認された遺伝子組換え作物

現在8作物(大豆、とうもろこし、ばれいしょ、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤ)323品種(令和2年8月28日現在)が安全性審査の手続きを経て、安全性に問題がないと判断され、公表されています。

義務表示の対象となる食品

大豆(枝豆、大豆もやしを含む)、とうもろこし、ばれいしょ、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤの8作物が表示の対象になっています。

  • (1)加工食品では33食品群が表示の対象となっています。
  • (2)主な原材料(全原材料のうち、原材料に占める重量の割合が上位3位以内のもので、かつ原材料に占める重量の割合が5%以上のもの)について表示が義務付けられています。

遺伝子組換え食品の表示

食品としての安全性が確認された遺伝子組換え食品については、平成13年4月からJAS法及び食品衛生法により表示制度がスタートし、平成27年4月1日からは、食品表示法が施行され、食品表示に関する規定が一元化されました。

(1)従来のものと組成、栄養価等が同等のもの

ア 作物及びこれを原材料とする加工食品であって、加工後も組換えられた遺伝子(DNA)又はこれによって生じたタンパク質が残存するもの

「大豆(遺伝子組換え)」等
「大豆(遺伝子組換え不分別)」等

義務表示

「大豆(遺伝子組換えでない)」等

任意表示

イ 組み換えられたDNA及びこれらによって生じたタンパク質が、加工後に残存しない加工食品(大豆油、醤油、コーン油、異性化液糖等)

「大豆(遺伝子組換えでない)」
「大豆(遺伝子組換え不分別)」等

任意表示

(2)従来のものと組成、栄養価等が著しく異なるもの(高オレイン酸大豆)

「大豆(高オレイン酸遺伝子組換え)」等

義務表示

※高オレイン酸大豆には、油を長持ちさせる効果のあると言われているオレイン酸が、従来の大豆より多く含まれています。

神戸市での検査状況

神戸市では未審査の遺伝子組換え作物が混入していないこと、及び遺伝子組換え食品の表示が適正になされていることを確認するため、検査を行っています。

検査法:原料および加工食品から作物のDNAを抽出し、遺伝子組換え作物特有の遺伝子を増幅、検出する方法(PCR法といいます)によって行われます。

令和元年度にスイートコーン、コーンチャウダーなど6件の検査を実施しました。その結果、未審査の品種や表示が不適切な食品はありませんでした。

お問い合わせ先

市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください

電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314

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〒650-8570 神戸市中央区加納町6-5-1 神戸市役所1号館6階