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更新日:2020年10月29日

食品中の動物用医薬品の規制

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動物用医薬品ってなに?

家畜や魚介類のための薬のことです。

牛、豚、鶏など家畜は、牧場などで多数飼育されており、ウナギ、ブリなど魚介類は、養殖場で育てられています。このときに病気を治療・予防するために抗生物質や寄生虫駆除剤などが使用されますが、これらを動物用医薬品といいます。

※動物用医薬品とは、「専ら動物のために使用されることが目的とされている医薬品をいう」と定義されています。(動物用医薬品等取締規則(平成16年農林水産省令第107号)第1条より)

どうして問題になっているの?

近年、畜水産物の需要は増加の一途をたどっています。これに応えるために生産性の向上が注目されるようになり、あわせて動物用医薬品の使用量も増加しました。使用することにより、病気にかかり難くし死亡率を低下させ、生産効率を上げることができるからです。
しかし、その結果として畜水産物中にその残留がみられるようになり、残留した微量の抗生物質や合成抗菌剤を摂取し続けることによる薬剤耐性菌の出現など、ヒトの健康への悪影響が危惧されます。
また、中国産養殖鰻加工品から、我が国では医療品医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律により養殖水産動物への使用が禁止されている「マラカイトグリーン(代謝物であるロイコマラカイトグリーンを含む)」が検出されるなど、新たな問題も起きています。

じゃあ、その問題にどう取り組んでいるの?

動物用医薬品にはさまざまな種類があります。
その中には残留することにより人体や生態系へ悪影響を及ぼすものもありますが、その一方で安全性が確認されており、国際的に広く使用されているものもあります。
このため、残留した動物用医薬品を含む恐れのある食品について、以下のような基準が設けられました。

食品にはどんな基準があるの?

例外を除いて、残留してはならないことになっています。

食品衛生法により「食品は、一般的に基準のあるもの以外、抗生物質および化学的合成品たる抗菌性物質(※)を含有してはならない」とされています。(※これを合成抗菌剤といいます)

例外はなに?

安全性が確認された動物用医薬品については、例外とされています。この場合は残留基準値も定められており、その値を超える残留は禁止されています。

神戸市での取り組みは?

中央卸売市場から販売店まで、流通の各段階において食品の抜き取り検査を行い、基準が守られているかどうか確認しています。

これからどうなるの?

安全性に関する評価が確立した動物医薬品については順次、残留基準値の設定が行われています。
神戸市では、これらの基準が守られているかどうかを引き続き確認していきます。

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電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314

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