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最終更新日:2021年6月3日

E484Qを持つ新型コロナウイルス英国型変異株の確認について

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記者資料提供(令和3年6月1日)
神戸市に発生届が提出された陽性患者について、5月31日(月曜)に従来の英国型変異株には無かったE484Qを持つ変異株への感染が確認されましたのでお知らせいたします。

1.患者について

陽性確定日:令和3年5月17日(月曜)
年 代:50歳代
性 別:男性
病 状:軽症
渡航歴:なし

2.経緯について

当該患者は5月17日(月曜)に、腹痛等の症状があり、医療機関を受診しPCR検査を実施したところ、同日陽性が判明しました。

 当該医療機関で採取された当該患者の陽性検体を保健所において回収し、国の通知に基づき、神戸市健康科学研究所において、N501Y変異を確認するための変異株PCR検査を実施したところN501Y変異株であることが確認されたので、引き続きゲノム解析を行ったところ、5月31日(月曜)にN501Y変異に加えE484Q変異を持つ英国型変異株であることが判明しました。

 国立感染症研究所に確認したところ、N501Y変異に加えE484Q変異をあわせ持つ英国型変異株が確認されたのは、本事例が日本で初めてとなります。

 なお、当該患者は軽症であったため、自宅療養を行い、5月27日(木曜)に療養終了となっています。また、濃厚接触者はPCR検査の結果、陰性が確認されております。

(参 考)
①N501Y変異
 ・501番目のアミノ酸がアスパラギンからチロシンに置換
 ・従来株と比べ感染性が1.32倍、重症化リスクが1.4倍高いと推定

②E484Q変異
 ・484番目のアミノ酸がグルタミン酸からグルタミンに置換
 ・ワクチンと抗体医薬の効果を弱める可能性

3.今後の対策について

 神戸市健康科学研究所では、令和3年1月に英国型変異株の特徴であるN501Y変異株を、5月にはインド型変異株の特徴であるL452R変異株を検出するPCR検査体制を整備するとともに、独自にゲノム解析を実施する体制を整えています。さらに、今回のような新たな変異株についても既に確立している変異株監視体制を活用し、ゲノム解析を実施することで、早期に把握します。また、保健所の積極的疫学調査や検査の徹底により感染拡大を防止します。

変異株であっても、個人の基本的な感染予防策は、従来株と同様です。
神戸市として、特に市民にお願いすることは「マスク」と「距離」の2点です。
①マスクを外して会話をしない。
②食事などで会話するときは、
1m以上距離をとる。
斜めに座る。横に並ぶ場合は、一つ席を空ける。
大声を出さない。
ことを、最重点感染防止対策として、徹底をお願いします。

参考

〇神戸市健康科学研究所における変異株監視体制

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〇新型コロナウイルスの変異株

分類 (国内)

一般名

主な変異

懸念される変異株(VOC)

英国型

N501Y

神戸で検出された変異株

N501Y,E484Q

南アフリカ型

N501Y,E484K

ブラジル型

N501Y,E484K

フィリピン型

N501Y,E484K

インド型

L452R,(E484Q)

注目すべき変異株(VOI)

E484Kがある変異株

E484K

米国型

L452R

厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」参照

お問い合わせ先

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電話 0570-083330 または 078-333-3330

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