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更新日:2020年6月1日

新型コロナウイルス感染症 感染警戒期における戦略的サーベイランスの実施について

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記者資料提供(令和2年6月1日)
 新型コロナウイルス感染症の感染警戒期(フェーズ2)においては、感染拡大期(フェーズ1)や、感染克服期(フェーズ3)に移行する兆候を把握することが重要です。感染が疑われる有症状者の減少に伴い、PCR検査件数も減少していることから、市内の感染の状況を早期に把握するため、戦略的に検査体制を強化する必要があります。
 そこで、①PCR検査に加え、②抗体検査、③抗原検査を用いて、感染拡大の兆しや感染の広がりを早期に把握します。

1.PCR検査を活用した発生動向調査(重症化、院内感染予防のための積極的PCR検査)
 救急外来受診時や手術・分娩時に、症状や基礎疾患があるなど医師が必要と判断した方に対し積極的にPCR検査を実施し、感染の小康期において全市で新型コロナウイルス感染症の拡大状況(現在の感染の有無)を早期に把握。
 (1)対象者
  ・救急外来受診時や手術・分娩時に、症状がある、基礎疾患があるなど医師がPCR検査が必要と判断した方に積極的に検査実施

 (参考:見込み数)
  ・救急外来を受診する者
   年約67,000人×12.6%(救急患者の発熱者割合)×9/12≒約6,500人(約24人/日)
  ・手術を受ける者
   年約85,000人×12.6%(救急患者の発熱者割合)×9/12≒約8,000人(約30人/日)
  ・分娩を行う妊婦
   年約10,000人×12.6%(救急患者の発熱者割合)×9/12≒約1,000人(約4人/日)

 (2)実施時期
  ・令和2年7月~令和2年度末(予定)
 (3)実施場所
  ・救急受入、手術、分娩を行う医療機関等
 (4)費用負担
  ・本人負担なし

2.抗体保有状況に関する調査
 臨床研究として4月に抗体検査を実施した神戸市立医療センター中央市民病院と共同で、外来患者の抗体保有状況のサンプリング調査を実施。前回の抗体検査の結果との比較など市内の感染拡大の状況(感染履歴の有無)を定期的に検証。
 (1)調査方法
  ・中央市民病院研究倫理審査委員会の承認を得た上で、同院の外来を受診した患者
   1,000人から採取した血液サンプルを使用。
  ・対象患者の新型コロナウイルス抗体(IgG)の有無についてデータ収集。患者情報について匿名化したうえ連結。
  ・検査結果は本人や家族等には通知しない。
  ・検査結果を踏まえ、今後定期的な検査実施を検討。
 (2)研究期間
  研究倫理審査委員会承認日~2020年6月30日
 (3)使用する抗体検査キット
  ①倉敷紡績株式会社製、②Abbott社製(米国FDA=食品医薬品局承認)
 (4)研究実施体制
  中央市民病院 感染症科医長 □井朝子を研究責任者として他8名(前回と同じ)
  ※□は「土」の右上に「`」

3.抗原検査の積極的活用
 抗原検査による迅速診断について、国におけるPCR検査と抗原検査の役割分担の検討・評価を踏まえ、帰国者・接触者外来、救急外来等で、現在の感染の有無の迅速な診断に積極的に活用。

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