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神戸ファッション美術館 特別展 「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」デビュー70周年記念展

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記者資料提供(2023年3月31日)
ファッション産業課

神戸ファッション美術館 特別展「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」デビュー70周年記念展

 

女性たちを魅了し続けた作家に迫る

 内藤ルネ(1932年~2007年)は、世界中に広がる日本独自の「カワイイ」文化の原型を作ったマルチクリエーターです。彼が描いたキラキラ輝く大きな瞳とファッショナブルな衣装をまとった美少女「ルネガール」は、それまでの少女像とは一線を画し、女の子たちのあこがれの的になりました。
 ルネは1932年に愛知県岡崎市に生まれ、1953年にデビュー。1950~60年代に圧倒的な支持を集めたファッション誌「ジュニアそれいゆ」の表紙と挿絵を担当して大ブレイクしました。その活躍の舞台はイラストレーター分野だけにとどまらず、少女誌や学年誌のふろく、人形制作、インテリア提案、絵画など多方面に及びました。
 本展はデビュー70周年を記念して開催されます。初出展作品を含む貴重な原画、当時の雑誌や誌面、再現したルネガール作品など過去最大規模の約570点を展示し、マルチクリエーターとして生涯活動を続けたルネの世界の魅力に迫ります。
 是非この機会にご来館ください。
 

特別展の概要

(1)会  場   神戸ファッション美術館(兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
(2)会  期   令和5年4月8日(土曜)~令和5年6月25日(日曜)
(3)開館時間   10時〜18時(入館は17時半まで)
(4)休 館 日   月曜日
(5)入 館 料   一般1,000(800)円 大学生・神戸市外在住の65歳以上500(400)円 高校生以下・神戸市内在住の65歳以上は無料
          ※カッコ内は有料入館者30人以上の団体料金
          ※神戸ゆかりの美術館、小磯記念美術館の当日入館券(半券)で割引
(6)主  催   神戸ファッション美術館、神戸新聞社、毎日新聞社
(7)後  援   サンテレビジョン、ラジオ関西
(8) 企画協力    株式会社エンプレス
(9) 特別協力    株式会社キャストネット、有限会社RIVER STONE HOLDINGS
(10) 協   力         光文社、Peach Aviation、ひまわりや、文化学園、森井ユカ、弥生美術館
(11) 展示協力   大阪樟蔭女子大学
 

展示構成

【第1章】イラストレーター
 Kawaiiの源流 ルネガールの誕生

【第2章】人形作家
 幼い頃に芽生えた人形への恋心

【第3章】ライフスタイルクリエーター
 生活の中にファンタジックな夢を

【第4章】夢見る思いは時を超えて
 今も愛される内藤ルネの魅力

【第5章】画人・アーティスト
 自己表現の場を求めて

【第6章】グッズデザイナー
 夢の中の可愛いマスコットたち
 

記者内覧会の実施

(1)日  時   令和5年4月7日(金曜) 13時半~16時
(2)会  場   神戸ファッション美術館
(3)対  象   マスコミ、報道関係者の方々
 

関連イベント

ギャラリートーク
(1)日  時   令和5年4月12日(水曜)、5月11日(木曜)、6月7日(水曜) 各日14時から約30分
(2)解  説   当館学芸員
(3)会  場   神戸ファッション美術館
(4)定  員   各日20人(申し込み不要。当日12時から整理券配布)
(5)参  加   費   無料(要入館券)
 

問い合わせ

神戸ファッション美術館
(指定管理者:神戸新聞地域創造・神戸新聞事業社共同事業体)
TEL:078-858-0050  担当:西山、亀山
URL:https://www.fashionmuseum.jp
Eメール:press@fashionmuseum.jp
 

画像

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キャプション
➀〈Soleil Diary〉「ソレイユの日記」カラー扉 1962年 ソレイユ社 ⒸR.S.H/RUNE
➁ ピエロのポリチネロ人形(「私の部屋」№33 1977年)1977年頃 ⒸR.S.H/RUNE
➂〈キャノチェ〉「ジュニアそれいゆ」第35号 表紙イラスト復刻原画 2017年 ⒸR.S.H/RUNE
④「ジュニアそれいゆ」第33号 1960年 ひまわり社 ⒸR.S.H/RUNE
⑤〈薔薇のグランド・ハット〉「すべてを失くして」(小学館)表紙原画 2005年 ⒸR.S.H/RUNE
➅ ルネパンダ貯金箱 大竹製陶所 ⒸR.S.H/RUNE

 

同時開催

神戸ファッション美術館 ドレスコレクション展
 「おしゃれなデイ・ドレス」  
 20世紀初頭から大きく変化したモードは、時々の流行のスタイルをつくりながら現在に至っています。第2次大戦後の復興を経てオートクチュールからプレタポルテへ、そしてよりカジュアルな大衆消費の時代へ軽やかに変化を遂げた1970年代までを中心に、日中のおしゃれなドレスの数々を収蔵品の中から紹介します。


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キャプション
➀左から、デイ・スーツ アンドレ・クレージュ(1967~68AW)、デイ・ドレス ピエール・カルダン(1967年頃) 
➁左から、デイ・アンサンブル カジノ(1950年代)、サン・ドレス キャロル・クレイグ(1950年代中期)、サン・ドレス カロリン・シュヌレール(1954年頃)