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スプリンクラー設備の水損事故が相次いでいます

最終更新日:2023年12月21日

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火災以外でスプリンクラー設備が作動した事例

実際に全国で発生した事例です。
 
  • 令和4年9月24日、静岡県の市民文化センターで、舞台上のスプリンクラー設備が作動し、オーケストラの楽器等が水損した。
  • 令和4年10月17日、神奈川県のホールで照明の熱によりスプリンクラー設備が作動し、式典及び内覧会が中止となった。
  • 令和4年11月15日、大阪府の複合商業ビルでスプリンクラー設備が作動し、ワクチン接種会場の一部が浸水したことで、ワクチン接種が中止となった。

未然に防ぐための対策

半年に1回の消防用設備等の点検を実施し、適正に維持管理できているかを確認してください。
手動式スプリンクラー設備の場合は、誤って作動させないように起動レバーに保護カバーを付けるなどの対策を講じてください。

誤って作動した場合の対応

火災以外でスプリンクラー設備が作動してしまった場合は、水損を最小限にするためにも、停止方法を正確に理解しておくことが重要です。
 
  • 火災が発生していないことを確認し、スプリンクラー設備の制御弁を閉止する。
  • スプリンクラー設備のポンプを停止する。
  • 消防用設備等の点検業者や施工業者に連絡し、早期の復旧を行う。
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お問い合わせ先

消防局予防部査察課