ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2022年12月 > 震災から28年目の耐震改修、全国最大規模 ~ポートアイランド住宅・941戸が想いを一つに~
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記者資料提供(2022年12月22日)
建築住宅局建築指導部安全対策課
1995年に発生した阪神・淡路大震災では多くの建物が被害を受けました。この地震を機に建物の地震に対する安全性(耐震性)の大切さが広く認識されるようになりました。震災から27年以上が経ち、本市の住宅の耐震化率は94%と一定向上していますが、まだ耐震化されていないものが44,000戸あります。(H30住宅・土地統計調査から推計)
中でも、区分所有者の合意形成が必要となる分譲マンションは、耐震化がより困難です。そういった中、941戸という大規模な分譲マンションであるポートアイランド住宅(中央区)が、耐震改修工事を開始しました。
工事を行う管理組合は、13年越しの取組みにより、改修資金の確保や合意形成といった課題を乗り越え、全国最大規模の耐震改修工事に漕ぎつけました。工事は総事業費18億円(うち市補助3億円)で、2025年3月に完了予定です。