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更新日:2019年10月28日
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ここでは、神戸市の貯水池から浄水場を経て水をご家庭までお届けする場合の流れをご説明します。
安定給水は、水道事業者にとって最も重要な役割です。時間給水や断水といった事態は市民生活に大きく影響を及ぼすため、神戸市では明治33年(1900年)の水道創設以来、水資源の確保に最大の努力を傾けてきました。
中でも千苅貯水池は、神戸市にとって最大でかつ貴重な自己水源であり、過去における阪神水道の管路の事故や渇水による危機に対しても、十分にその役割を果たしてきました。
近年は少雨傾向であり、渇水のリスクも高まっています。今後とも、お客さまである市民の皆様に良質な水を安定してお届けするために、これらの貴重な神戸の自己水源を大切にしてまいります。
千苅貯水池(ダム)
貯水池に貯められた水(原水)は、そのまま飲むのに適しているといえません。浄水場では、原水中に含まれたニゴリなどを取り除き、消毒して、飲み水につくりかえています。
神戸市水道局には、現在、上ヶ原浄水場、奥平野浄水場、千苅浄水場など6か所の浄水場があります(そのうち、住吉浄水場は休止中です)。
また、阪神水道企業団から購入している水は、猪名川浄水場(尼崎市)と尼崎浄水場(尼崎市)で、兵庫県営水道から購入している水は、神出浄水場(神戸市西区)、三田浄水場(三田市)、多田浄水場(川西市)で浄水処理されています。
高いところにある配水池には、ポンプを使用して水を送ります。神戸は坂が多い地形のため、たくさんのポンプ場があります。
時間帯による水の使用量の変化にかかわらず、いつでも適切な圧力で水をお届けできるよう水を溜めておくのが配水池です。また、災害時など送水が止まった時には、配水池に水が溜まっているので、すぐに水が止まってしまうことはありません。
千苅浄水場のポンプ室
鈴蘭台配水池
貯水池などの水源から浄水場までの管路を導水管といいます。
浄水場から配水池(配水場)までの管路を送水管といいます。
配水池から各ご家庭までの管路が配水管です。市内に縦横に張り巡らされています。
なお、配水管から分岐して各ご家庭まで引き込まれている管は給水管です。
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